【明慧日本2013年6月27日】台湾の中央研究院嘉義(かぎ)地域研究出張所の張雅媚さんは先月15日、嘉義県梅山文化教育基金会の展覧会で行われた真善忍国際美術展で、「純情な呼びかけ」というタイトルの絵画に感動し、「彼女の涙を無駄にできない」と語った。彼女は絵の中の女の子を指して「この女の子は眉間に皺を寄せていて、彼女の眼差し、汗、また彼女の涙から、私は彼女の内心から発せられた無言の抗議が見えました。女の子は自由民主の国家、ニューヨーク・マンハッタンの街頭で、雨の中、長い間ずっと立っていて、その眼差しは、私達がさらに少し努力することで、世界に平和な状態を現すことができると人々に告げています。彼女の眼差しに私は非常に感動しました。これは私の最も好きな1枚です」と語った。
“真善忍国際美術展”は2013年5月15日から29日まで、台湾嘉義(かぎ)県梅山郷で行われた。梅山郷の郷長・劉宏文さんと秘書の林俊謀さんは花かごを贈り、美術展を祝った。また、梅山郷の村民代表会の主席・簡土水さん、副主席の呉宗沢さん、代表の簡朝送さん、謝簡秀吉さん、高義清さん、蕭淑雲さん、および梅山郷農民協会の理事長・呉宗沢さん、常務理事の謝長春さん、幹事長の黄世裕さん、嘉義県の県議員の郭芳宜さん、国民党の梅山郷党部主任委員・陳保複さん、金福源の花屋の主人・高春木さんが、花かごを贈り、祝賀の意を表した。
美術展の除幕式は、梅山文化教育基金会の理事長・葉和栄さんと地方の有力者により行われた。葉和栄さんは、展示されている絵がとても意義が深く、全ての絵の中に熟考に値するストーリーがあり、芸術家の善良な1面により創作された絵画は、身心の向上を助けてくれると挨拶した。
法輪功修煉者・徐千文さんは、芸術作品を通して人類の道徳を高め、人の心を浄化することができれば、ようやく歴史の試練に耐えることができると語った。また、徐さんは以下のように語った。“展示されている作品は、異なる背景を持ち、業績ある芸術家によって作られています。芸術家自身が法輪大法を修めて精神の昇華を得て、生まれてから形成された良くない観念、執着を放棄して返本帰真し、作品を制作する過程で、精神的な内包を作品の中に溶け込ませています。絵画作品の中から、芸術家の精神が昇華した後の表現を見ることができ、中共(中国共産党)に迫害された時、修煉者が真善忍の信条を堅持した堅忍不抜の気力、迫害に対して示した大善、大忍の精神も見ることができます。平凡だった人が修煉を通して、生命の価値が変わりました、道徳的な昇華を得たのです。絵は芸術的技法に秀でているだけでなく、その内包により、私達の人間性を引き上げてくれるのです。”
多くの市民が絵画展を訪れ、地元の地主や教育関係者の他に、雲林県、嘉義県から来た書画の芸術家も訪れた。市民らは熱心にガイドから作品の説明を聞き、彼らの表情は時に落ち着いていて穏やかで、時に激しく悲しげだった。彼らは法輪大法の素晴らしさを感じ、法輪功修煉者が修煉を堅持するために、邪悪な中共から迫害を受けた真相も分かった。また、何人かの市民は鑑賞しながら、カメラで絵を撮影していた。
雲林県濁水渓の書画学会理事長・謝美さんは、絵を見学した後、「今日見たすべては、芸術家が心をこめた傑作で、すべての芸術に従事する人がここに来て観る必要があります」と絶賛した。彼は特に「法輪を縫う」というタイトルの絵画を鑑賞して、「この絵は微に入り細を穿って、照明の暗黒は明らかで、光沢のあるべきところに光沢があって、暗くなるべきところは暗く、絵の中の女性の一心不乱、集中した感覚を鑑賞して、私はこれが成功した絵だと感じでいます」と述べた。
張雅媚さんは「中原の受難」という絵の前で、集中して鑑賞していた。彼女は絵画展が人間性の良い面を現していると考え、感慨深そうに「この絵は、中の色、しわの振る舞いが、私に人物の内心の感動を感じさせました。私は最も注目したのが彼女の目つきが伝えている気持ちで、さっきから今まで、私の心はずっと悲しみを感じています」と語った。彼女は以前、法輪功について知らなかったが、絵画展を通して彼女は法輪功が「真善忍」を修めることを知った。「忍は普段の修行で得られたもので、これは私達が学ぶべきです」張さんは現場で法輪功の書籍『転法輪』を買って、喜んで会場を後にした。