【明慧日本2013年7月2日】中国のハルビン市在住の祁(き)亜茹さん(47歳女性)は法輪功を学んでいるという理由で、一昨年7月から、懲役4年6ヵ月の不当判決を下され、黒竜江省女子刑務所で監禁されている。
施設内で祁さんは迫害に屈せず断食し続け、危篤に陥った。黒竜江省刑務所管理局センター病院へ運ばれ、治療を受けても、目を開けることもできず、水や食べ物が喉に通らず、瀕死状態に到った。しかし、6月26日午後、祁さんは密かに刑務所へ戻され、容赦なく迫害を加え続けられた。
祁さんの幼い娘は、母親が強制連行されてから、解決する道もなく、涙に暮れるしかない状況で、苦しんでいた。そしてついに、病院のベッドで寝たきりになった母親の様子を目の当たりにし、娘はさらに苦痛の限界に達し、涙ながらに、家に戻ることのできない母親の名前をつぶやき続けた。このような状態であっても、施設側は、追い打ちをかけるように数回にわたって祁さんと家族に嫌がらせを行った。
現在、祁さんは医者さえ治療のしようがなく、その様子は誰もが驚くほど惨めで生命の危険が迫っている。祁さんの家族は、深刻に人権を蹂躙され生命の危機にさらされている祁さんを非常に心配し、当局により罪もなく祁さんが殺害されるのではないかと案じている。