文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年7月14日】同修は「あなたはいつ、また来られますか」と東北の方言で聞かれました。これは東北地区の大法弟子が自転車で他の村へ真相を伝えに行った時のことです。
ある日、同修が自転車に乗って小さな山村にやって来ました。昼間だったので、人々はほとんど家を留守にしていました。仕方なく、同修は家々の玄関に資料を挟み込むしかありません。村の中央まで来た時、大勢の子供達が集まって遊んでいました。みんな10歳ぐらいの子供達でした。
同修は子供達の前に来て真相を伝えました。子供達に「『真・善・忍は素晴らしい!』『法輪大法は素晴らしい!』と覚えると、どんなに良くないことがあっても神様は必ず守ってくださいますよ。また少年先鋒隊(少先隊)から脱退すれば、これから先、良いことがありますよ」と教えました。子供達に「赤いスカーフをしたことがありますか? 赤いスカーフは人々の血で染められていて、死んだ人の血で染められた物を首に着けるのは不吉ですよ」と話しました。
すると15、6歳ぐらいの女の子が「私は脱退しません。あなたは人を騙しています」と言いました。同修は穏やかに「私は少しのお金も取らないし、ご飯をお願いするとも言いません。人を、特に子供を騙して何の役に立ちますか」「あなた達の身の安全のため、あなた達の将来のためを考えただけです」と話しました。女の子は、「神様なんていません」と反論しました。同修は焦らず「神を信じる人に神は存在し、神を信じない人には神は存在しない。存在を信じない人は、何か災難に遭っても、神は助けてくださいませんよ」と優しく言い聞かせました。
しばくして、男の子が「僕は信じます」と言って、同修に脱退を依頼しました。するとほかの黙って聞いていた子供達も次々と「僕も信じます!」「私も信じます!」と少先隊から脱退したいと申し出ました。同修は全員を仮名で脱退させました。子供達は脱退して皆うれしそうでした
同修は脱退した子供達に法輪功のお守りをプレゼントしました。すると先ほど抵抗していた女の子も、お守りをもらえないと気づいて、焦って「私も神を信じます」と言って、お守りと真相資料を奪いにきました。それを見て、ほかの子供達もお守りと資料を全て奪い去って行きました。同修は急いで子供達に「お守りは一人に一つずつだけで余分はありません」と説明しました。しかし、あの女の子は駄目だと言って、お守りを5つ、そして真相資料も3部奪っていき、家にいる家族全員に一つずつ、余ったものは親戚にプレゼントすると言いました。
ほかの子供達もお守りと資料を持っていて、返したくありませんでした。同修は返ってこないのを見て、子供達から無理やり取り戻すようなことはしませんでした。やむを得ず帰宅するしかありません。子供達を後にして村から出る時、振り返って見ると、あの子供達も全員が同修を見ています。子供達は同修が振り返ったのを見て、全員が大声で叫ぶのが聞こえてきました。「いーつーまーたー来ーまーすーかー?」同修は子供達に手を振って、「私は必ず、まーたー来ーまーすー!」と大きな声で返事をしました。