【明慧日本2013年7月26日】日本の法輪功修煉者たちは今月15日、東京の繁華街・ビジネス街である新宿でパレードを行い、14年間にも及ぶ中共(中国共産党)当局の法輪功に対する残酷な迫害を非難し、各界がこの迫害を制止することを呼びかけた。パレードの道中、沿道の民衆たちは資料を受け取り、法輪功の迫害の実態を知った。ある民衆は「法輪功が中国で迫害されていることを知っています。でも、生体から臓器を摘出して販売していることは初耳です」と言い、「このような暴行は止めさせなければなりません」と繰り返した。
法輪功修煉者たちが新宿でパレードを行い、中共当局の迫害停止を訴える |
千葉県からやってきた夫婦は、中共の臓器狩りの話を聞いて「信じられない、この件についてもっと知りたい」と言い、「法輪功の件を含めて多くの人権侵害事件が中国本土で発生していることを知っています。しかし、生体から臓器を摘出して暴利をむさぼっているとは、信じられません。これは必ず止めなければなりません」と話した。また、法輪功修煉者たちに「皆さん、頑張ってください」と大声で言った。
当日、パレードに参加した法輪功修煉者・劉さんは、「法輪功を修煉しているとして、2回不当に労働教養を宣告され、何度も拘禁されましたた」と語る。また、劉さんは「労働教養所で、私はいろいろな拷問を受けました。最も耐えづらかったのは、睡眠のはく奪です。少しでも眠ると殴打され、一瞬たりとも眠ることを許されません。数日後には精神的に崩壊しそうになりました」と涙ぐんで話した。劉さんは続けて「それから私は日本にきて、自由に人々に法輪功の真実を話すことができました。真相を理解した人たちは、私たちを非常に支持してくれます。ですから、私は毎回、迫害停止を求めてパレードに参加します。中国本土には数え切れないほどの法輪功修煉者たちが、刑務所で想像を絶するほどの拷問を受けています。修煉者たちのために私は声を出さなければなりません。正義ある人々と共に、この残酷な迫害を一日も早く停止させたいと思います」と話した。