【明慧日本2013年7月28日】肝硬変を患っていた母は1996年に幸いなことに大法と出会い、修煉をしてから重い病気が奇跡的に完治しました。法輪大法が母の命を救ったのです。
苦しい母の人生
私の幼い頃、家庭は貧しかったのです。お爺さんは膝のリウマチを患い、足が不便で上手く歩くことができず、お婆さんは白内障で目が見えないので、母は祖父母の面倒も見なければなりませんでした。我々兄弟は6人もいましたので、母は祖父母を入れて8人の面倒を1人で見ていました。生活は苦しくて重労働のせいか、母は中年頃から様々な病気を患っていました。
1993年に母の病気は更に酷くなり、田舎の病院では検査ができないと大都市の病院で診断してもらったところ、重度の肝硬変で末期になっているということでした.その他に耳炎・鼻炎、白内障、胃炎など多くの病気を持っていることがわかり、全部治療するには十数万元かかると言われました。医師は母が田舎出と知り、大金が必要だから入院しないで家でゆっくり休んで薬を飲み、様子を見るようにとアドバイスしましたが、いつ命の危険に陥るか分からないと言いました。
母が家に戻ると、親戚が最後の別れかもしれないといろいろな食べ物を持って見舞いに訪れました。私達は、母に内緒で棺を用意して、万が一のために準備を整えました。
母の痛みを少しでも和らげようと、都市に住んでいる親戚が漢方薬を持って来てくれましたが、回復のきざしは見えず、母の病気はますます酷くなり、痩せて骨ばかりになり、歯茎の出血などの症状が現れたので、私達は皆、母はこれで死ぬかもしれないと思いました。
(続く)