【明慧日本2013年8月10日】遼寧省営口市西市区の法輪功修煉者・司桂艶さんは昨年9月28日、教室で授業中、警官らに不当に連行された。さらに、警官らは幼稚園を荒らしまわり、事務所のプリンタや事務用品を没収した。
2月28日、西市街区五台子派出所は同区検察庁に、司さんを起訴するよう申し出た。3月29日、検察庁は証拠不足だとして、この訴訟を却下した。
しかし、7月26日、裁判所は派出所と結託して、司さんに対する不正裁判を開廷した。開廷前の8時頃、多数の警官が傍聴者人数を制限するよう司さん一家を脅迫し、裁判所の周りは10数人の警官と私服警官が占拠していた。また、司さん一家や司さんの友人を犯人扱いし、立証写真を撮ったり、いろいろな制限を加えたりした。また、警官は法廷内で家族を最後方部に座らせ、法廷内のほとんどが警官や役人で占められていた。
法廷の場で、乱暴に弁護士の弁護を数回にわたって妨害した男がいた。この男は、裁判の妨害を指図されているようで、弁護士を罵り続けた。
結局、中国の裁判所は裁判所もどきでしかなく、中共が権力を振りかざした場合、裁判所は中共の司法部門にしか過ぎない。これが、中国の裁判所の実情である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)