【明慧日本2013年8月25日】北京市朝陽区の元教師である法輪功修煉者・田暁枝さん(61歳女性)は、不当に連行されてから9カ月間、拘禁されていた。情報筋によると、田さんは懲役3年の不当判決を宣告されたが上訴したという。
田さんは家族に心配させないため、自分の身に起きていることを教えなかった。田さんの夫は心臓の手術を受けたことがある。そのため、田さんが不当に連行された時、夫はそのショックで2カ月間入院した。田さんの母親は自分で身の回りのことができず、姑も病弱であるため、田さんは1人で皆の面倒を見ていたが、逮捕されてから家族はどうやって暮らしているのかを心配している。
2008年1月、田さんは不当に連行されて労働教養2年を宣告され、北京女子労働教養所に拘禁されていた。
昨年11月14日、田さんは再び連行されたが、いかなる正当な書類もなかった。数日後、警官は「衣類やお金を送るように」と家族に知らせ、田さんを北京第一刑務所に移送した。
今年の前半、家族は弁護士を雇ったが、田さんが朝陽刑務所に移送されたことを知り、また数カ月間待った。情報筋によると、7月12日、裁判所は田さんに対して裁判を開廷し、懲役3年の不当判決を宣告したいう。
しかし、家族らはいまだに裁判所からの知らせを受けていない。
明慧ネットの情報によると、北京朝陽区の法輪功修煉者・王秀清さん(60)は昨年10月17日、小関派出所の警官に連行されて懲役3年の不当判決を宣告され、今年6月末に北京女子刑務所に移送された。同じく朝陽区の法輪功修煉者・王利さんは今年5月に連行され、パソコン、プリンタ、家財を没収されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)