崔秀雲さん
2012年9月10日夜、友達の家を訪問した崔さんは 、扉をこじ開けて侵入してきた身分不明の数人に強制連行された。1カ月後、崔さんは労働教養2年を科され、黒竜江省戒毒労働教養所へ連行された。理由は崔さんが「真・善・忍」を信仰する法輪功修煉者であるからだ。
崔さんは労働教養所に連行された当日、記憶喪失の症状が現れた。これは高圧下での精神的な緊張により神経が乱れる現象である。このような状況でも、警官はそれを一切配慮せず、予定通りに崔さんを3カ月間、外界と遮断している洗脳班へ送った。
今回、7人の法輪功修煉者が洗脳班へ連行され、まず4大隊に拘禁された。ここは専ら法輪功修煉者を転向させる洗脳大隊だ。法輪功修煉者は毎日朝5時に起床、深夜10時~12時を回ってからようやく休むことができる。それから、小さい腰掛け(高さ30cm前後)に座ってテレビを見るよう強制され、その中身はすべて法輪功を誹謗中傷するなどの内容で、従わない、あるいは目を閉じれば、罵られ拷問を受ける。
長時間腰掛けに座らされる |