文/山東省の子供弟子が口述、大法弟子が整理
【明慧日本2013年8月31日】私の名前は穂穂です。今年で8歳になりました。4歳の時に母と一緒に学法をし始めました。5歳で煉功を始め、小学校一年生に上がると、母と一緒に『轉法輪』を学び始めました。当初は読める漢字が少なく、母が一文字ずつを教えてくれていました。交互に終止符まで一句ずつを読むように毎日続けていました。7歳の夏休み明けは一段落ずつ読むようになり、現在は『轉法輪』を28回も完読しました。
私は現在も毎日煉功し、第五式功法は1時間も続けられます。煉功の時はよく他空間で業力から徳に転化される形が見えます。7歳の時、しばらくの間、学法すると本に書かれている文字がキラキラと金色に光り、脳裏に飛び込んでくるのが見えました。本の中にいらっしゃる佛道神が私にしっかり学法するようにと告げてくださいました。7歳までは発正念の時に、よく他空間で邪悪を退治する光景が見えていました。
しかし、だんだん大きくなるにつれて様々な人と接するようになり、人心も増えてきました。遊びに夢中で以前に比べれば学法が疎かになり、発正念の時間もよく目を開けてキョロキョロしてなかなか入定できませんでした。母の発正念も長い間、意識がはっきりしない状態が続いていました。
最近になってある日の昼12時に、私と母、もう一人の子供弟子、それから一人の同修と一緒に発正念することになりました。結跏趺座をして間もなく母が眠くてたまらない様子で、手を立てるとすぐ崩れてしまい、最後は座ることすらできなくなって、横になれば直ちに爆睡してしまうのではないかと思いました。私も目を閉じると手が崩れてしまいましたが、自分では全く気づきませんでした。傍にいた同修が、「しっかり手を立てて。できないようだったら目を開けて発正念してください」と、ずっと私達を注意していました。
そうして私は目を開けることにしました。母は一旦手を立て直しましたが、しかしすぐ崩れてしまい、何度も繰り返しているうちに、母は最後の元気を絞り込んで足を地面まで下ろして座る姿勢に変えて発正念をし始めました。しかし、間もなくしてまた手が崩れてしまいました。私に注意された母はやっとの思いで抑制しようと試みましたが、効果がありませんでした。その時、母は思い切って立ち上がってドアの附近まで移動して、立ったまま発正念することにしました。それでも眠くて耐えられなくなって、ベッドに戻ってベッドの上で跪いて発正念を続けました。またしばらくしたら、体を左右に揺り動かしてまるで数百年も寝ていないようでした。
母の様子を見て私は、「お母さん、どうして座っても立っても跪いても眠くなるの?!」と責め始めました。同修は「心を静めてお母さんのために発正念しよう!」と言いました。
そうして、私は邪悪を取り除くことに集中しました。その時、母の空間場から多数の悪霊、妖怪が見えました。私は見つけたらすぐ退治するようにしていました。それから一匹の体の大きい怪獣がやってきました。その怪獣の頭は虎、耳はウサギ、体は豹、しっぽはキツネの形をしていて、四本の足はそれぞれ羊、馬、牛、豚の形をしていました。鷹とコウモリの違う形をしている二つの大きい翼がついていてバタバタすると放電ができるので、空から着地する時は地面がひび割れしてしまう威力です。それからしっぽは人間の体を巻き上げて溶かしてしまうことができます。耳から噴火し、片方の目から青い光を、もう片方の目から赤い光を放っています。口からたくさんの水を噴出させます。
母はベッドの上で跪いて発正念する時に、怪獣は空中を廻旋して長いしっぽを使って母の立っている手を巻いて倒すように引っ張りました。この次元で現れたのは、母は跪きながら手が足の上に落ちそうになり、体も偏りました。私は発正念してまず刀で怪獣のしっぽを切断しました。それから自分の最も強い力を絞り込んで怪獣をやっつけました。そうすると、母が別人に変わったかのように元気になりました。眠気も吹っ飛んでゆき、手もしっかり立てるようになりました。あれ以来、母は発正念の時に、基本的にはっきりとした意識を保つことができています。
発正念の時に眠気に襲われている場合、必ず他空間で魔に妨害されていることが今回の体験を通じて分かりました。実は邪悪な魔は何でもありません。私達が心を静めて純正なる正念を発すれば、力を合わせて威力が強くなるので必ず妨害を取り除けます。睡魔を突破できます!
足りないところがあれば同修の慈悲なるご指摘をお願いいたします。