【明慧日本2013年9月3日】湖北省武漢市の法輪功修煉者・胡冬生さんはかつてギャンブルに依存していたが、1999年から法輪功を学び、ギャンブルをやめて良い人になり、周囲の人々から称賛されるようになった。しかし、1999年7.20以来10数年間、胡さんは法輪功を学んでいるという理由で、当局に繰り返し迫害されてきた。胡さんは現在もなお身柄を拘束されている。
今年6月1日、胡さんは法輪功修煉者3人とともに、法輪功の資料を配っていた時、山坡派出所に連行され、江夏区の留置場に拘禁された。
胡さんの解放を求めるため、家族は区の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、国保(国家安全保衛)大隊、山坡派出所に行き、関係者に会った。家族は「胡冬生は『真・善・忍』を信奉し、良い人になろうと努力しています。これは間違っていません。すぐに無条件で解放してください」と要求したが、「法律の実施を破壊した」という罪名が書かれた一枚の刑事拘留証書を渡されただけだった。家族は胡さんが法輪功を修煉してから、大きく変わったことを実感しており、中共当局が胡さんを迫害することに対してとても憤慨している。
その後、家族は胡さんを自由にするため弁護士を依頼した。7月24日午前、弁護士は胡さんと面会するために留置場へ行ったが、留置場側に妨害された。そこで、弁護士は留置場側と厳しく交渉し、やっと面会することができた。午後、弁護士は胡さんの担当検察官との会見を要求したが、拒絶された。
胡さんはこれまで、度々中共に迫害されてきた。
胡さんは高校卒業後に入隊し、退役して復員後、農業を始めたが、ギャンブルに手を染めてしまった。常に深夜までギャンブルをして、一晩中、帰らないことがしばしばあり、ギャンブル中毒になった。ギャンブルのせいで、胡さんは穏やかな家庭環境を失い、2人の小学生の子供の成長にも悪影響が出た。
しかし、1999年の初め、胡さんは幸いにも法輪功に出会い、法輪功の「真・善・忍」の教えにより人生観が徹底的に変わり、法輪功を修煉して道徳心が向上し、心身ともに健全になった。胡さんは修煉して短期間に、家族や周りの人々から口を揃えて「良い人になったね」と称賛されるようになった。
1999年7.20から、中共当局は全国的に法輪功への迫害を開始し、胡さんも迫害から免れることはなかった。
2000年1月31日、胡さんは警官に没収された法輪功の書籍を返すようにと公安局に行ったが、その場で連行され、15日間拘束された。2月下旬、胡さんは法輪功への迫害停止を求めて北京に行ったが、連行され、15日間拘束された後、五里界洗脳班に移送され、拘禁された。
2001年1月、胡さんは再び五里界洗脳班に連行され、30数日間拘禁された。
同年10月、胡さんは法輪功のチラシを配った際、警官に連行され、紙坊留置場に45日間拘禁された。その後、1年6カ月の労働教養処分を科され、何湾労働教養所に送り込まれた。