【明慧日本2013年9月10日】山西省太谷県の法輪功修煉者・韓来青さんは昨年11月18日、太原市府東街で法輪功の資料を配布していた女性修煉者を助けたことが理由で、警官に捕まった。そして、杏花嶺区の派出所、公安支局、検察庁、裁判所は相互に結託して、韓さんへの不当判決を企てた。
韓さんの妻は太原市中級裁判所(高裁にあたる)の裁判長に夫の無実を訴え、罪の証拠もない検察の主観的意見に基づく不正裁判を非難した。また、現行の法律に守られている法輪功の合法的根拠を挙げ、多くの弁護士が法輪功のために無罪を弁護している実態にも言及した。
しかし、この裁判長は「言いすぎではない。罪があっても、たかが数年の禁錮刑で済む」と、信じられないような発言をした。韓さんの妻は裁判長の軽い態度に対して、厳しい口調で「他人事だから、人の命を軽く見てもいいのですか? 誰が一生、無実の罪を何度も受け入れられますか?」と非難した。
それ以降、韓さんの妻は裁判所を往復する日々となり、夫のために無実を訴え続けた。
しかし、裁判所は中共の弾圧政策に追随し、5月8日、韓さんに対して懲役4年の不当判決を宣告した。