【明慧日本2013年9月22日】トロントの法輪功修煉者はこのほど、週末を利用して駅や観光地、スーパー、イベントの集会地などで署名を集め、中共(中国共産党)による臓器狩りと、法輪功への迫害を制止するよう呼びかけた。9月13日までに、国連人権組織に提出する署名は3万2千人、カナダ政府に提出する署名は2万2千人、合計5万4千人の署名を集めた。署名活動は現在も続いている。
署名をする人々 |
「もっと多くの人に署名させる」
50代の西洋人芸術家・Andizeeさんは自ら法輪功修煉者に近づいて事情を聞き、数年前に法輪功迫害の停止を呼びかける署名をしたことがあると語った。臓器狩りについて聞いた後、「これはまだ署名していません。署名します。もっと多くの人に署名させますわ」と言った。「残酷すぎる! 残酷すぎる!」と彼女の声を聴いた人々は、近づいて彼女の紹介を聞いてから署名した。
Andizeeさんは、「法輪功は中国の伝統的な功法で、迫害されるべきではありません。中共は邪悪ですから、正統なものを恐れています」と語った。
「中共の邪悪さはその本性によって決まっている」
トロント映画祭のイベントで、映画を見るために列に並んでいた男性2人は署名をした。作家のPeterさんは「中国の人権現状が悪いことを知っています。中共の体制では信仰の自由を許さないのです。すべての人の精神世界をコントロールして、洗脳しています。あなたが自分の信条を持っていれば、共産党の信条を信じなくなり、共産党の独裁は実行できなくなります。したがって、共産党は如何なる手段を使い尽くしてもあなたを迫害します。これは共産党の本性によって決まることです」と述べた。
企業家Georgeさんは「生体臓器狩りはずっと前から起きていたのに、私は今になって初めてこのことを知りました。知ったからには、あなた達を支持するしかありません。さもなければ、これは人間性に対する破壊なのです」と語った。
署名した警官たち
年配の女性法輪功修煉者・王さん(70)は英語が分からないが、警察のブースに向かって署名用紙を警官に見せて署名を求めた。ある若い警官は、説明を読んでから友好的な表情で署名をし、そして現場のほかの4人の警官にも署名してもらった。1日8時間で王さんは440人の署名を集めた。翌日、王さんはまたその若い警官に会い、そして前日にはいなかった他の4人の警官に署名してもらった。
「全世界の人に知らせるまで続けてください」
観光地で家族全員が署名した場合も多くあった。あるインド人は署名してから、続いてきた日本人夫婦にも通訳して署名をしてもらった。また香港人の女性観光客にも、通訳の手助けをした。彼は「私はテレビでこのニュースを見ました。本当に酷いです。世界のどこを見てもこれほど邪悪なことはないでしょう。あなた達は良くやっています。全世界の人にも知らせるまで続けてください」と語った。