【明慧日本2013年9月28日】山東省泰安市の法輪功修煉者・侯慶勝さんは中共(中国共産党)当局の弾圧政策の下、地元の悪らつな警官や役人の迫害から逃れるため、10年以上にわたって放浪生活を余儀なくされていた。
同市岱岳区の汶口鎮派出所は龐家荘村の役人と結託し、罪名を捏造して侯さんに罪を着せたうえ、侯さんの家族を容疑者にし、尋問や調査、採血を行い、嫌がらせを加えて苦痛を与えた。
2002年、侯さんは旧正月を迎え、一家で過ごしていたところ、突然、10数人の武装警官に取り囲まれた。そして、警官らは家の壁を乗り越え、令状の提示もなく室内に不法に押し入り、家族の反対を押し切って侯さんを不当に連行した。
その後、侯さんは抜け出すことができたが、家から遠く離れて路頭に迷う生活を送った。こうして1年間、収入もなく、日々飢えた状況下で苦境に陥った。
2003年末、侯さんは密かに家に戻った。数日後、帰ってきたことが見つかったため、深夜、10数人の警官が侯さんの家を囲み、室内に押し入ろうとした。家族は断固として入室を拒否し続けたため、警官の企みは失敗に終わった。一方、侯さんはその機に乗じて警官らから逃がれた。
2007年~2008年の間に、侯さんの両親(80代)が亡くなった。しかし、侯さんはこの迫害の下、両親の告別式にさえ参加できなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)