【明慧日本2013年10月22日】雲南省文山チワン族ミャオ族自治州の法輪功修煉者・楊翠芬さん(60代女性)は、雲南省第2女子刑務所に4年余り不当に拘禁されていた。今月2日夜、楊さんの家族は刑務所側から「楊さんが危篤なので病院に来るように」と電話で呼び出された。しかし、家族が病院に駆けつけてしばらくすると、楊さんは息を引き取った。
しかし、楊さんの夫は9月30日、施設側から「来年3月、妻・楊は家に戻れる」と電話で受けたことをもとに、楊さんが急死した責任を施設側に追及した。しかし、施設側は一切責任を負わず「楊翠芬の死は急性高血圧によるものだ」と一方的に迫害の実態を隠蔽した。さらに「死亡証明書に署名しなければ、楊さんの遺体を焼却する」と家族を脅した。
2009年8月31日、楊さんは文山州硯山県政府内で法輪功の資料を配布していた。そのことを理由に、裁判も経ず硯山県留置場まで不当に連行された。そして、懲役5年の不当判決を宣告され、上記の施設へ移送された。
当自治州は少数民族がほとんどで、法輪功修煉者も比較的に少ない。文山州610弁公室は、地元の修煉者を不当に連行し、悪質な洗脳を行った。これまでに50人以上の修煉者が被害に遭い、そのうち10数人の法輪功修煉者が連行され、10数人の修煉者は不当判決や労働教養を宣告されたという。