拷問のイメージ図:トラの椅子 |
【明慧日本2013年10月26日】寧夏回族自治区で受賞したことのある音楽教師で、法輪功修煉者の丁発棟さん(51)は先月15日、同じく修煉者の龍海軍さん(43)の家を訪ねた時、2人とも警官に不当に連行された。最近の情報によると、2人は今月22日に逮捕状が発布され、中寧県留置場に監禁されている。
先月15日、中衛市公安局と中寧県公安局の警官10人以上が、同県に住む運転手の龍海軍さんの自宅に不法侵入し、家宅捜索を行った。そして、龍さんの家を訪ねていた法輪功修煉者・丁発棟さんと龍さんを連行した。
丁さんは、銀南第一中学の優秀教師であった。丁さんは1998年に法輪功を学び始め、間もなくして、20年以上患っていた病気の症状がほぼなくなったという。
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10年以上にわたって、丁さんは「真・善・忍」を教えとする法輪功を学んでいることで、何度も迫害を受けてきた。中共当局に4回にわたって労働教養を科され、家族や友人にまで被害が及んだ。丁さんは銀河留置場で拘禁されていた間、トラの椅子に三日三晩つながれ、4人に監視された。全身を縛られ、両手に手錠をかけられて固定され、たくさんの水ぶくれができた。両足もトラの椅子に固定され続け、感覚を失った。
2002年、丁さんは労働教養3年を科された。さまざまな迫害を受け、2005年に解放されて家に戻った時には、60キロあった体重が35キロにまで減っていた。
2011年、丁さんは4度目の迫害を受けた。2年の労働教養を強いられた後、今年5月中旬に家に帰された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)