【明慧日本2013年11月16日】吉林省の法輪功修煉者・朱玉軍さんは舒蘭(じょらん)市林業検察庁の元検察官である。中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、朱さんは何度も不当に連行され、嫌がらせや不当拘禁を受け続けた。1999年12月、法輪功の迫害停止を求めて北京へ陳情に行ったことで、無断で解雇され、不当に労働教養1年を科された。
2003年10月、朱さんは舒蘭市林業局、同市610弁公室、公安局の結託により陥れられ、監禁施設へ送り込まれた。施設内での迫害に抗議するため、断食を続けた朱さんは体が衰弱して立つことも歩くことも困難になった。それにもかかわらず、灌食されて死の寸前となり、2回も病院へ搬送されて緊急治療を受けた。
その間、朱さんの母親は市610弁公室へ行って、何度も息子の解放を求めた。しかし、舒蘭市長は「あいつは死んだとしても、釈放を許さない」と言ったという。
出所後、朱さんは迫害を逃れるため、地元に戻れず、路頭に迷う生活を余儀なくされた。そして、吉林市に居住するようになり、そこで食堂を営む生活を送った。
先月18日午前、吉林市公安局は食堂の経営者・朱さんを不当に連行した。さらに、朱さんだけでなく、朱さんの妻と娘(5)、食堂の店員20数人も一斉に逮捕された。
現在、中共当局は上記の被害者を拘束し、不正裁判や不当判決を企み、全員を陥れようとしている。