【明慧日本2013年12月22日】黒竜江省の法輪功修煉者・譚延偉さん(女性)は2008年9月8日、東山公安支局所属の新一派出所に不当に連行された。警官は法輪功を迫害しようとしたが罪を捏造する証拠が見つからなかったため、低額保険を口実に母親に派出所に来るよう騙し、譚さんの戸籍を地元から移動する手続きを行わせた。
2009年9月10日、譚さんの母親は警官に呼び出され、新一派出所で戸籍謄本を騙し取られた。警官自らがこの戸籍謄本に「遷移」と書いた印鑑を押して譚さんの戸籍を消除した。
譚さんは地元に住めなくなり、親子は繰り返し司法部門を往復して警官に騙された手口や戸籍復帰の申請を訴えてきた。
しかし、担当部門の鶴崗市公安局は親子の申請を一切受けず、さらに譚さんが法輪功を修煉することで労働教養処分を科されたことがあるとして、譚さんの戸籍復帰をはっきり断った。
6月27日、東山公安支局と新一派出所の警官らは譚さんの家に押し入り、「調査」を口実に譚さんの母親を撮影し、尋問して録音し、法輪功への罪を捏造したうえ、譚さんの家を荒らしまわり、一部の家財を没収した。
譚さん親子は東山公安支局に法輪功の書籍やラジオを取り戻しに行った。警官らは2階にやってきた親子2人を1階につれていき、そこで撮影や録音を行った。
かつて老婦は夫と息子を亡くしたが、今は娘が迫害されていることに多重のショックを受けている。
夫の譚国義さんは法輪功の修煉をやめないという理由で、新一派出所の一連の迫害により殺害された。息子の譚延軍さんは新南派出所や鶴崗第一留置場で拷問されて瀕死寸前になり、2005年2月頃に冤罪を晴らせないまま死亡した。