【明慧日本2014年1月8日】黒竜江省依蘭(いらん)県の「3-29事件」で知られる14人の法輪功修煉者は、現在、不当判決を下されて未だに拘禁されている。そのうち7人の女性修煉者はハルビン女子刑務所へ、7人の男性修煉者は呼蘭(こらん)刑務所へ移送された。
莫士奎さんは何も供述していないものの、不正裁判により懲役12年を宣告された。現在、莫さんは足を怪我して病院で治療を受けているという。とはいえ、家族は莫さんとの面会を一度も許されていない。
劉鳳成さんは毎日、立たされた。そのため、見る影もないほど痩せこけ、骨と皮ばかりになっている。
昨年10月21日、張金庫さんの家族は面会場所で、全身が痙攣し、声が出ないほど小さくなり、正常に歩くこともできず、ふらふらしたり、足を引きずったりして移動している張さんの様子を目にし、施設の中でどれほどの拷問に耐えてきたのかを知った。そして、その迫害の残酷さにショックを受け、苦境に陥っている。
呼蘭刑務所は、修煉者の睡眠をはく奪する卑劣な手段の一つとして、一日中、辛い労働を強いられた修煉者を眠らせないように段取りした。また、集団監禁(約150人が一部屋で緊迫した環境)に置かれ、修煉者は寝るところさえない状態にあった。このようにして、日を追うごとに修煉者の体調を衰えさせる方法が企てられていた。