【明慧日本2014年1月8日】河北省石家荘市の西里小学校の元教師・却麗莉さんは、中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、21歳の時から一連の迫害を受け、苦しめられてきた。洗脳班、留置場、拘置所、労働教養所、刑務所の各施設に収容され、これまでに9回、出入所を繰り返してきた。そのたびに却さんは、酷い拷問・虐待、非人道的な体罰でさんざん人権を蹂躙され、壮絶な迫害を加えられた。
2008年8月1日、却さんは警官に不当に逮捕された。しかし、この逮捕は、却さんを指名手配した下で逮捕したのではなく、間違って逮捕された。しかし、警察側は却さんが法輪功修煉者であるため間違いを容認しながらも、却さんを拘束した。2009年、石家荘市の裕華区裁判所は警察側と結託し、却さんに懲役4年の不当判決を宣告した。
それから、却さんは昨年8月1日まで、河北省女子刑務所に不当に拘禁されていた。
しかし、同年12月23日、却さんは再び不当に連行され、石家荘市第二留置場に監禁された。
その間、裁判所は却さんに対して不正裁判を開いた。鹿泉市検察院の検察官・王浩は起訴状で「邪教組織を利用したことは法律を犯すことになる」との罪を却さんに着せようとすることに対し、弁護士は直ちに「これは間違った考え方、刑法に対する間違った理解の仕方だ」と指摘した。また弁護士は憲法をはじめ、法輪功は邪教ではないことを示す各法律の条文を取り上げて、修煉者に罪を下すこと自体の違法性から憲法違反行為にかかわることを言明し、法輪功は法律に守られるべきだと証明した。
結局、裁判長は検察の偽の証拠を元に裁判したため、返答に困った挙句に裁判を続けられなくなり、早々に閉廷し「二審へ送る」と宣告した。
その後、鹿泉裁判所は依然として法に従わず、弾圧政策に屈し、却さんに懲役4年の不当判決を宣告した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)