【明慧日本2014年2月3日】昨年8月31日から9月12日まで、遼寧省で開催された第12回全国体育大会で、大連市はその開催地の一つだった。しかしそのため、大連市の警察は「安全保証」という名のもとに、「千人を間違って逮捕しても、1人も見逃すな」というスローガンをかかげ、それを機に、法輪功修煉者を狂ったかのように不当連行した。
法輪功修煉者・許麗さんはその時期に連行され、拘禁された。その後、許さんの娘はモデルとして、外国で公演があったが、当局に出国を禁止された。
許さんは路線バスの運転手で、純朴で善良な人である。法輪功を学び始めて3カ月、患っていた子宮筋腫が消え、両手の酷い荒れ、ひび割れも治った。ある日、許さんの夫がお酒を飲んで酔っ払い、お湯がいっぱい入った魔法瓶で、許さんの頭部を打ち、拳で左眼を殴り、眼から出血した。しかし、許さんは「真・善・忍」を学んでいるため、怒らず慌てず、夫の行為を見て驚いた義理の両親を慰めた。その後、許さんは学法し、煉功をして、2週間後に出勤することができた。殴られた当時、左の眼球は上に向くようになり、物が二重に見えたが、法輪功の修煉で正常に回復した。周囲の人も法輪功の素晴らしさを目の当たりにした。
会社の上司は許さんの目が回復する可能性がないと判断し、許さんをバスの運転からはずし、雑用にかわらせた。しかし、雑用にまわされても、許さんは毎日、会社のトイレや部屋、敷地内を掃除し、恨み言もなく、依然として勤勉に、真面目に仕事をしていた。そこで、許さんは職場の上司からも同僚からも良い評判を得るようになった。
許さんが住んでいるアパートには清掃員はいなかったが、許さんは毎日、階段の掃除をしていた。住人たちは「許さんは法輪功修煉者で、良い人だ」と評価した。
義理の両親はいつも、許さんのことを「親孝行な嫁だ」と話していた。
許さん自身がいつも、「私は法輪功修煉者だから、法輪功の師父のおっしゃる通りにしなければなりません。私はより良い人になるよう努力します」と言っていた。
許さんは連行されてから、姚家留置場に5カ月近く拘禁され、家族や友人との面会を許されなかった。娘は美しくて背が高く、ある会社のモデルで、よく外国での公演に参加していた。しかし、母親のことで、当局に出国を禁止され、今回、外国での仕事ができなかった。
大連市甘井子区裁判所は昨年12月12日午後、許さんに対して不当に開廷しようとしたが、当日、突然大雪が降った。道路が封鎖されたため、当局はやむを得ず裁判を取り消したという。