決議案の投票前に行われた記者会見で、ヨーロッパ議会の副議長であるエドワード·マクミラン·スコット(Edward McMillan Scott)氏及び、数人のヨーロッパ議会の議員たちが発言した。発言の中で、臓器狩り被害者のほとんどは法輪功修煉者で、邪悪な犯罪の原因は中共の全体専制主義、及び法輪功に対するジェノサイド政策であると表明した。
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エドワード·マクミラン·スコット氏は記者会見で法輪功に対する中共の迫害はジェノサイドだと話した。スコット氏は2006年に行った中国での現地調査と、他の独立調査の報告から、良心の囚人、特に中共から残酷な迫害を受けている法輪功修煉者たちが臓器狩りの主な被害者であり、政府の直接関与で行われる高利益の臓器狩り取引で、大量の法輪功修煉者の命が奪われていると話した。
スコット氏は次のように話した。「私は、以前残酷な迫害の下で死亡した3500人法輪功修煉者の名簿リストを見たことがあります。以前に話したことがありますが、国際法律条項による完全なジェノサイド犯罪です。ただ自分の信仰を堅持しただけで、逮捕され、労働教養所或いは刑務所に3年以上監禁されます。彼らはそこで、拷問で苦しめられ、もっと残酷な事実は、彼らの血液型と臓器がアメリカ人とかヨーロッパ人とマッチした場合、彼らの肝臓或いは体の一部は取引の品になってしまいます。取引過程は軍部が直接参与し、各地の169カ所の移植センターに移送されます」
「法輪功修煉者たちは、たばこを吸わず、お酒も飲みません。そのため彼らの臓器は主要なターゲットになりました。前国連反拷問特別調査員であるマンフレッド・ノーワーク(Manfred Nowak)氏の調査結果で、中共の労働教養所に監禁されている3分の2が法輪功修煉者であることが分かりました。これらの法輪功修煉者たちだけが、血液検査と尿検査を受けます。これは決して彼らの健康のためではありません。中国で彼らは人として扱われていません。中共政権にとってかれらは脅威的な存在だとみされているからです」
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かつて検察官であった、ルーマニアのモニカ・マコベニ議員は発言の中で、中国とヨーロッパで臓器移をするための待機時間に大きな差があり、この大きな差が、生体からの臓器摘出が存在すること、無実な人たちが臓器のために殺されていることを示していると指摘した。この恐ろしい事件は中共が法輪功を迫害する政策と直接関係し、過半数の臓器は法輪功修煉者から来たものだと彼女は話した。1999年中共の法輪功に対する迫害が始まってから、法輪功修煉者たちはこの邪悪な臓器狩りの主な被害者になった。マコベニ氏は欧州連合は必ず、中共に対して制裁措置を取り、無実な被害者たちを救出しなければならないと述べた。
マコベニ氏は次のように述べている。「生体から臓器を摘出することが、私達の目の前で起こっています。過去10年間で中国では10万回以上の臓器移植手術が行われ、その中の大半は法輪功修煉者から摘出した臓器です。1999年に中共が平和的な法輪功団体の弾圧を始めてから、中共は数万人の法輪功修煉者たちを死に至らせました。しかし法輪功修煉者たちは『真、善、忍』の原則に基づいている、平和な団体です」
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フィンランドのエイヤーリッタ・コロラ(Eija-Riitta KORHOLA)議員は、発言の中で、臓器狩り犯罪の背景には中共の法輪功に対する系統的な迫害があったと指摘した。
同氏は「中共はついに臓器狩り犯罪の存在を認めました。法輪功に対する迫害はみんな分かっています。中共が法輪功修煉者に対して、医療検査を行うのは、彼らの臓器状態を確かめるためです」と話した。
リトアニアヨーロッパ議会のレオニダス・ドンスキス教授は中共の臓器狩りはとんでもない犯罪で、非常に信じがたい事実で、特に法輪功修煉者の臓器を商売に使うことは絶対、容認してはならない悪行であると話した。「21世紀の今日、中国で人の生命が臓器移植のための材料として扱われています。これは、第2次世界大戦とドイツのナチス後に絶対想像できないことです。私達はこの悪行を容認してはなりません。中国がこのような悪行を根絶してから、私達はこの国を、尊重することができます。さもなければ絶対に許されないことです」
同教授は次のように述べた。「生体から臓器を摘出することは社会主義の下でこそ起きる恐ろしいことです。私達は必ず、このような悪行を指摘すべきです。命を軽んじる概念はナチスから由来したもので、一部の人達は生存する価値がないと言っています。このような命に価値がないとか命を軽蔑する考えは、21世紀で一番悪名高い、一番恐ろしい社会主義の下で生じています。中国人がこのことを意識していないことは信じ難いことです」