【明慧日本2014年2月22日】旧正月の期間中、マカオの法輪功修煉者は観光地・大三巴牌坊(聖ポール天主堂跡)で法輪功が迫害されている実情を伝え、中国人に三退を勧めた。旧正月の1日(1月31日)は好天に恵まれ、午前9時頃になると旅行者がだんだんと増えてきた。旧正月の休暇を利用し、家族連れの旅行者が多かった。観光地で最も中国人旅行者の目を惹いたのは「法輪大法好」と書かれたのぼりである。
「法輪大法は素晴らしい」の歌曲が流れている中、様々な文言が書かれたプラカードがずらりと壁に掲げられ、その横に親切に説明してくれる法輪功修煉者がいた。このような場面は、今の中国本土では決して目にすることができない。これを見た中国人旅行者は驚きを隠せなかった。「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶ人がいる一方、近づくことすらできない人もいた。
また、自由行動後の集合場所を法輪功の活動拠点にする旅行社のガイドもいた。ガイドが「法輪功と覚えてください」と旅行者に呼びかけると、皆が笑い声を上げる微笑ましい光景もあった。
プラカードの内容を興味津々に読む旅行者たち
中年の旅行者は「大紀元新聞」を欲しがり、若者はネット封鎖突破ソフト・自由の扉を好み、多くの年配の共産党党員は『共産党についての九つ論評』を読みたがる。この数日、法輪功修煉者は旅行者によく次の質問をされた。「共産党はなぜ法輪功を弾圧するのか?」「あなたたちがこのようなことをするのは一体なのためか?」
法輪功修煉者は次のように説明した。「法輪功を迫害する元凶は江沢民である。彼は嫉妬深く、『真・善・忍』を修煉し良い人になろうと努力する1億人の法輪功修煉者をとても恐れている。当時、多くの共産党幹部も修煉していて、修煉者の数が日に日に増えていく有様だった。中共(中国共産党)当局は嘘、悪、暴力を好み、法輪功の『真・善・忍』と真っ向から対立しているため、日が経つにつれ、民衆は必ず中共の本質を分かってしまうから。中共は危惧を感じ、江沢民は嫉妬に駆り立てられ、邪悪な手段を使い迫害を始めた」
「法輪功を弾圧するのは中国の法律に違反しているため、弾圧の手口はすべて虚言、捏造と誹謗中傷である」。引き続き、法輪功修煉者は写真を使って説明を始めた。「『天安門焼身自殺』は、実は羅幹、李東生らが法輪功を陥れるために自ら捏造した虚偽事件である。中南海の1万人請願活動も『中南海を包囲した』と歪曲された。さらにこの世で最も邪悪な犯罪、法輪功修煉者の生体から臓器狩りをしている。すでに数百万人が犠牲となった」。ここまで聞いた旅行者の一人は思わず「暗黒! 共産党は特に暗黒! あなた方は必ず勝つ!」と言い、もう1人は「私は共産党員だ。分かった」と納得した様子だった。
法輪功修煉者は旅行者たちに「真相を伝えているのは迫害を制止するため、同時に真相を知った上でこの邪悪な共産党組織から早く離脱し、災難から逃れてほしい」と話した。
このように中国旅行者に絶えず説明していくうちに、多くの中国人が目覚め、自ら三退について尋ね、三退するようになった。午後の数時間で1人の修煉者が三退をさせた人数は100人を超えた。