【明慧日本2014年2月23日】保定市新市区裁判所は2月12日、法輪功修煉者・孔紅雲さんに対し、両手を後ろ手にして手錠をかけた上で、不法な裁判を行った。
裁判の当日、法廷の傍聴席にいた被告人の母親は、体が衰弱して、顔は青い傷痕がある上、腫れて膨らみ、耳が聞こえなくなった娘の様子を見て、施設内でどれほどひどい拷問を受けたかを知り涙をこぼした。
検察庁の公訴人は、かつて孔さんが1年の労働教養を受けたことを持ちだして、2011年に派出所や公安局が提出した証拠に基づく判決を言い張った。一方、正義ある弁護士は、それらは孔さんへの迫害に加担していた警官らの偽証拠であり、家族にさえ正式な通知が届かなかった不正判決であると指摘し、孔さんに罪は無いという証拠を提示した。
結局、公訴は被告人に罪が無いという事実に勝てず、失敗に終わった。裁判所側は、当日の午後11時頃、告訴することができないまま、裁判を続けられなくなり休廷を宣告した。