【明慧日本2014年2月28日】南米の高原地帯にあるブラジルは、ラテンアメリカ最大の国で、真夏の今は摂氏30度以上の暑い日が続いている。
首都ブラジリアの法輪功修煉者は、2月3〜5日の3日間、ブラジル政府の各省庁および最高裁の前で、法輪功が受けている迫害の真相を伝えた。
歩きながら資料を読む人、親指を立てて法輪功修煉者を称える人、「法輪大法は素晴らしい」と言い、「あなたたちの活動は正しい」と声援を送る人たちも大勢いた。
最高裁前で横断幕を掲げる法輪功修煉者
裁判所の警備員に説明する法輪功修煉者
2月3日の朝、法輪功修煉者は司法関係部署に、中共による法輪功への迫害、法輪功修煉者の生体からの臓器強奪(臓器狩り)の資料を配った。裁判官、弁護士、公務員たちは資料を受け取り、真剣な面持ちで読み、立ち止って質問した。説明を聞いた人は驚き、中共(中国共産党)の暴挙は理解できないと話す。中には法輪功に対して興味を持つ人もいて、詳しく説明を求め、そして「真・善・忍」に共感した。現在、道徳の回復が求められ、道徳の回復こそ人類が希望を持つことができると話す。別れを告げるとき、ネットで法輪功についてもっと勉強すると話した。
科学技術部署の警備員が、中国で法輪功を信奉することで法輪功修煉者が殺害されていることを知り、驚いた様子で「神仏を敬い慕うのは人類の正当な行為であり、迫害されるべきではありません。私が信仰している神にお願いして、迫害する悪人らを懲らしめてやる」と話した。
2月4、5日、ブラジルの象徴である三権広場を中心に資料を配った。この広場の周囲には大統領府、国会、最高裁の建物があり、ブラジルの政治の中心部である。
資料受け取った官員や警備員は足を止め、資料を真剣に読んでいた。ある官員は資料を指差しながら修煉者に尋ねた。「何事ですか、臓器を強奪されたのですか?」。修煉者が資料に掲載されている写真の真実を説明すると、その官員は厳粛な表情で「考えられない、なぜそうなったのですか? あなたたちの政府(中共)は、法輪功が政治に参与していると言っているが」と尋ねた。修煉者は「法輪功修煉者は『真・善・忍』を教えとして修煉していて、政治には興味がありません。それは中共が法輪功を陥れるためにでっち上げた嘘であり、実のところ、中共は『真・善・忍』を信奉する人があまりにも多いのを恐れ、迫害し始めたのです」と話すと、彼は「そうだったのですか。よく分かりました。あなたたちはここで初めて資料を配っているようですが、ここの人たちは皆良い人です。もし皆さんが大統領府をバックに集合写真を撮るのでしたら、私が撮ってあげましょう」と言って、彼はカメラを受け取り、何回も撮影していた。そして修煉者と友好的に、「皆さんの願いが叶いますように」と言い残して大統領府に入って行った。
5日の午後、国会前で資料を配った。資料を受け取った議員たちは親指を立てて法輪功修煉者の活動を称えた。ある議員は微笑みながら修煉者に話しかけた。「私は『真・善・忍』が大好きです。ネットで法輪功についてもっと勉強して、いつか法輪功を学びたいと思います」と話した。
2人の議員は資料を受け取ろうとしなかった。修煉者がこの十数年来、中共による法輪功に対する残酷な迫害、修煉者から臓器を強奪して売買していている事実を説明した。その議員2人は目を大きく見開いて驚いた。修煉者は2人に「ブラジル国民は中国へ臓器移植に行かないように呼びかけてください」とお願いした。2人は「それは私たちの研究テーマとしましょう。ご安心ください、必ず対処します」と真剣な表情で去っていた。
共産党に関する書物を読んでいた人に出会った。修煉者が「共産党の本質を知ろうとすれば、明慧ネットや大紀元時報をお読みください。そこに書いている共産党が、真の姿です」と話すと、その人は嬉しそうに資料を受け取り、必ずネットで読むと約束した。