【明慧日本2014年3月2日】山東省済南市の城区仲宮派出所の警官は今年1月18日、法輪功修煉者・柴迪雲さんを不当に連行した。柴さんの家族が柴さんの解放を求めて仲宮派出所へ行った時、警官・米光亮は「解放して欲しければ、500万元を持ってこい。1元でも足りなければ無理だ!」と言った。
この警官の話によると、少なくとも100人から解放要求の電話があったという。警官自身も柴さんが良い人であると知りながら、お金を貰えない限り解放しない、もしもっと影響力のある人物であれば、倍の金額を要求すると言った。
警官は「自分には柴さんを解放する権力があるが、無条件で解放する訳にはいかない。自分もいろいろ費やしたし、おまえも知っているように現在は共産党社会だから、貰ったお金で『経済損失』を補う」と言った。さらに「電話録音など怖くない、地元で足を踏み鳴らすだけで天が崩れ地が裂ける。今日サインすればすぐに解放できる、口を閉じるなら刑務所にいることになる」と喚き立てた。
最後に、警官は自分の銀行の口座番号を柴さんの親戚に教え、お金を振り込むように要求した。
柴さんの親戚は100万元の保証金が集まらなければ、柴さんが殺害されるのではないかと心配し、警官に聞いた。警官は「お金は価値がないが、人の命には価値がある。生きるためならどんな手段を使ってもお金を集められるだろう」と言った。
この警官は自分が公安支局の局長だと言い、録音された状況下で自分の銀行口座の番号を公開し、取材者に対して「自分の一言で『柴さんの生死を決める』と言いふらしている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)