文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年3月6日】2013年末、地元の2人の同修が法輪功の真相を伝えている時、警官に連行され、自宅にあったパソコン、プリンタ、法輪功の資料やOAの消耗品などが没収され家宅捜査が行われました。公安局に監禁中、警官らは2人の睡眠と休息を奪い、数日間にわたり拷問を行った後、ひそかに地方の留置場に移送しました。
事件が起きた当初、私達は内に向けて探しながら発正念を続けましたが、具体策がなかなか決まらなかったため、同修の間で法理に沿って交流をしました。邪悪な迫害は何ものでもなく、全てにおいて師父のおっしゃる通りにすれば、同修達は必ず戻ってくると確信しました。法輪功の真相資料、OA用品、パソコンは人を救い済度するための物なので、邪悪が大法弟子を迫害する証拠品ではないとの合意に至り、全員が難攻不落の一丸となりました。それを共通の認識にして、更に発正念をしました。その過程において同修たちは人心を見つけたらすぐに滅し、不変の正念を保つことができました。協調人は留置場へ交渉にいく同修と積極的に交流し、基点を法に基づいて正しく位置づけ、人心(情)と正念を見極めて即座に人心(情)を正しました。また、常人のやり方に傾いたら同修の間で師父の「弟子の正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)を思い出して互いに励まし合いました。師父が要求される基準に達しさえすれば、師父は何でも満たしてくださるのです。
迫害に反対して、法を実証する中で歩んできた修煉の道において、あまりにも多くの魔難と損失を経験してきましたが、ようやく今になって冷静に自らを見つめ直すことができました。魔難と損失の原因を見つけ、根本的に自らを正して最後の道をしっかり歩んでいます。
協調人は率先して真に内に向けて探しました。例えば、慈悲と善意を持って同修の理解を得ながら助けるのではなく、よく「これをやれ」「あれをやれ」などと、常人の上司のように同修たちに命令することや、法理に則って「どうやっていけばよいのか。何をしたらよいのか」と相談するのではなく、丸ごと抱え込んでしまうことなどの、足りない点がみつかりました。
私の場合は後天的な観念と人心に動じられ、法理に基づいて同修に対して責任を持って接することができませんでしたが、現在は後天的な観念と人心を滅するようにしています。また法理ではなく自らの観念をもって同修と物事を判断することがありました。それは法ではなく自己を実証していたことに気づいて改めました。達成感と独りよがりの気持ちは、歓喜心と顕示心を助長して法に符合しないことに気づかないないままになっていたことなどが見つかりました。
皆は法理に基づいて自らの考えと念を正し、正念で自らに要求しました。不当に連行されている同修の正しい念と行いを加持し、邪悪な巣窟から脱出できるよう全体の協調を強め、発正念の密度を増やしました。また旧勢力によって按排された全てを否定しました。
拘禁されている同修の解放を求めるために、家族や同修は地元及び地方の公安局に7回も足を運びました。戻るたびに「虚像に惑わされない。同修を助ける過程において警官も含めて全ての衆生を救い済度する。どのような結果になろうと、全てにおいて師父の按排通りに行う」と、正念を強めながら必ず皆で交流を行いました。
不法に連行されたのは2人の同修だけでしたが、迫害のターゲットは私達全体だという共通の認識で、皆が内に向けて探しました。怨まず、責めず、自らのやるべき事をしっかりこなしました。そして邪悪による迫害を暴露する文章を書きました。明慧ネットに発表された後、地元用の法輪功の資料にも掲載し、地元に配布することによって邪悪を解体し、衆生を救い済度する効果を得られました。
同修の解放を求める過程において、私達は十分に神通力を発揮しました。その出発点は警官も救い済度し警鐘を鳴らすためでした。「運搬功」を使って衆生を救い済度するパソコンを運び戻したり、警官に罪を犯させないように功能を利用して資料を紛失させ、再び警官に未来を選択する機会を与えました。
常人社会に現れてきた努力の結果として、案件は一旦裁判所に引き渡されましたが、証拠不十分の理由で却下されました。書類が国家保安大隊に戻ってきた時、2人の同修は無条件に解放されました。
同修が無事に帰宅できたことは、師父の慈悲なるご加護と国内外の同修による正念の加持、全体の協調がよくとれたこと、2人の同修の強い正念が合わさった結果です。今回の活動を通じて全体の向上と昇華を得ることができました。2人が拘禁されている間に、警察、検察、裁判所及び地元の政府高官の住所と電話番号などを収集しておきました。その後海外の同修から警察、検察、裁判所に法輪功の真相を伝える電話と真相レターが頻繁に届くようになりました。また、不当に連行された記事や家族が解放を求める詳しい状況を明慧ネットに発表して、海外の同修とも一丸となって大法弟子全体の威力を発揮することができました。
同修を救い出す過程から、如何なる魔難に直面しても、師父と大法を確信すれば、全てにおいて師父のおっしゃる通りになるという大法の偉大さと殊勝を実証でき、大法の法力と全体の超常の力を表しました。師父はいつも大法弟子のそばで加護してくださいました。
限られている自らの次元において悟ったことなので、不適切なところがありましたら同修による慈悲なるご叱正をお願いいたします。