【明慧日本2014年3月14日】山東省刑務所は地元出身の男性法輪功修煉者だけではなく、ほかの地域の修煉者も拘禁し、合計で50人以上が不当に拘禁されている。また、修煉者を転向させるため、虐待、面会禁止などを行っている。
同刑務所は「転向」しない修煉者、改めて修煉し始めた修煉者を第11監区に集中的に拘禁している。先ごろ、法輪功の書籍を回覧したという理由で、王占所さん、唐培武さん、劉如平さんなどが、2カ月間にわたり、小さい腰掛けに座らされ続けるという拷問を受けた。
黄敏さん(70代男性)はすでに十数年間拘禁されている。刑務所の食事は極めて質が悪く、また黄さんはベジタリアンなので、漬け物しか食べられない。食欲がない時、黄さんは警官に断食していると言われ、灌食の拷問を受けたこともある。その結果、黄さんは顔の形が変わり、口も歪み、口の中が腐乱するなど大きなダメージを受けた。
また、刑務所は家族との面会を原則として禁じている。修煉者・張興武教授は拘禁されて半年後、ようやく面会することができた。
面会ができたとしても、すべて30分以内に終わらせられる。様々な口実をつけて5分か10分ほどで中断されることもよくあり、禁句や制限事項もたくさんある。一方で修煉者の家族の中には、面会をするため、数千キロも離れた所から来る人や、大金を費やした人もいる。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)