文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年3月14日】私は2009年に大法の真相を伝えたとき、610弁公室の警官に不当に連行され、一晩、地元の派出所に拘束されました。翌朝、ある警官が「あなた達が人を救い済度していることを知っています」と言いました。そして、この警官はしばらく悩んだあと「あなたを15日間拘留します」と言いました。私は610弁公室の警官に連行されたので、この警官とは関係ありません。
拘留所へ移送される途中、この警官は車を運転しながら独り言を言いました。「私も江沢民を恨んでいるよ。私はこれっぽっちのお金を稼ぐため、罪を犯している」。警官はため息をついて、膝をたたきながら「法がこの世を正すとき、私を法律で裁いてください」と言いました。
この話を聞いて、私は本当に驚きました。2009年の頃、法輪功の真相を公にする警官は少なく、一般人は海外のウェブサイトさえ知らなかったのに、この警官は「法輪大法がこの世を正す」ことを知っていました。また、このような任務を遂行すること自体も犯罪だと認識していました。移送される前夜、この警官は私に「もし食べたいものがあれば、買ってあげますよ」と言いました。その後、彼らは外食に行きましたが、大法の真相を分かっている警官は、帰りに私のために弁当を買ってきてくれました。
拘留所に着くと、私は一生懸命に発正念をしました。この施設で身体検査をした結果、高血圧の症状が出ました。拘留所の警官は「所長が来てから判断します」と言って、私を2時間くらい立たせました。私を送ってきたもう1人の警官が「さあ、車に乗ろう。車の中は暖かいから」と言いました。私は車に乗り「一晩寝ていないから、眠たいです」と言うと、彼らは「私達は降ります。邪魔しないよ」と言いました。その日はすごく寒かったのですが、それでも彼らは2時間くらい外に立っていました。
その後、拘留所側が受け入れなかったため、私は派出所に戻りました。派出所の太った警官が私にクレープをくれました。私がクレープを食べながら水を一口飲むと、警官はすぐに水を注いでくれました。午後になって、彼らは私を帰宅させました。運転していた警官は「家に戻ったら、しっかり煉功してくださいね」と言って、切符代までくれました。この過程で、私は人を救い済度する英雄として見られていました。この派出所の警官たちは大法の真相を分かっていたようです。
正直言って、当時の私の心性はまだまだでした。それでも、世間の人々や警官までも私達を高く評価してくれました。大法弟子は、衆生が救われる希望です。