【明慧日本2014年3月14日】遼寧省大連市の法輪功修煉者・王徳法さんと韓新艶さんに対する不正裁判が先月26日、同市甘井子裁判所で行われた。2人の家族や友人が大勢集まったが、傍聴できたのは10人くらいの親族だった。
午前10時20分に裁判が始まり、検察は法輪功を批判し、王さんが法輪功の資料を配布することは違法だと主張した。
王さんは「これまでの良くない習慣や病気は、法輪功を修煉したおかげで良くなった。真善忍に基づいて、更なる良い人を目指すことは法律に違反していない」と主張した。
弁護士が「法輪功が悪いものだと書かれた法律はない」と発言すると、検察官は「公安部の命令により法輪功は悪いと決められている(注:実際この命令はなく、検察官のデマである)、このことも知らないなら、出ていけ」と言い返した。
弁護士は「命令は法律ではない。そして、私がここから出るかどうかはあなたが決めることではない。この弁護士という資格を国からもらった異常、弁護士としての責任を果たす権利がある」と答えた。すると、検察官は返答できなくなり、1時間後に裁判は閉廷となった。
裁判所の外にはたくさんの人が待っていた。午後1時半に王さんがパトカーに連れられていくとき、見守ってくれた家族や法輪功修煉者たちに礼をした。王さんと韓さんが車に乗るとき「法輪大法は素晴らしい! 早く帰ってきて!」と叫ぶ人もいた。