【明慧日本2014年3月31日】私はドイツ在住の中国人で、法輪功修煉者です。2003年5月に修煉を始めました。10年間の修煉過程を思い起こすと、いつも師父の慈悲なる加護に護られてきました。皆さんに私の体験を交流したく筆を執りました。
大法に導かれ、起死回生した
幼い時、母からこういうことを聞かれました。家を通りかかった道士が私を連れて行こうとしたとき、母が同意しなかったそうです。そのあと何回もの洪水でも運よく助かりました。小さい頃私はなぜか神佛の世界にあこがれ、天目も完全に閉じていなかったのです、どきどき絵本を読むとき、映画を見るように動いていました。
40歳の頃、体調がだんだん悪くなって自分は長く生きられないと感じました。毎日痛み止めの薬を注射し、酒で麻痺させ、身体はとても虚弱で、希望のない生活を送りました。
私はドイツのある都市でレストランを所有して、毎日頑張っていました。ある日、材料を買いに車で出かけたとき、不注意で逆のコースに入ってしまいました。幸いに向こうから走ってきていた車のスピードが遅かったため、事故にはなりませんでした。冷静になろうと素早く近くの住宅地に入りました。車から降りて目標もなく歩いているとき、黄色い服を身に着けた女性が私に近づいてこう言いました。「初めまして、あなたは大法と縁があります。この本をお贈りします、最初から最後までお読みになってください。このDVDもお贈りします」と手を合わせて、去っていきました。この本がまさに『轉法輪』でした。
私は家に帰った後すぐに手を洗い、徹夜で私の人生を変えた大法の本を読み終えました。本の中の『第四講』「失と得」を読んで、この40年間の不幸が一瞬で理解できました。江沢民集団による、法輪功修煉者への迫害を暴露した『偽火(偽りの火)』という映像をみて、私はとても心を痛めました。私はこの悪党に対して反感を覚えました。この党のせいで、私は幼いころ母を亡くし、少年時代に政治運動に巻き込まれて勉強する機会を失い、人生には希望が見えず、私はとっくに絶望していました。このDVDは更にこの共産党の本質を見せてくれました。
本を読み終えてから、2日間睡眠をとらなくても眠くなく、いままでになかった元気な状態でした。私はこの縁は本当に得難いものだと思い、どうしたら彼らと連絡がとれるかと考えていました。私は偶然に『大紀元時報』を1枚見つけましたが、そのなかに、法輪功の欄が目に入りました。私はそこに載っている電話番号に電話を掛けました。相手に電話をした理由を伝えると相手は友好的で私を助けたいと答えました。そして、週末に煉功場で会うことを約束しました。私は心のなかで、良い人だ、本当に良い人に出会ったと思いました。
その日、私は早くそこに着き、その人を待っていました。時間になると女性がやってきて、「煉功動作を教えるDVDを作ってきました」と言いました。私は「ありがとうございます」と感動しました。音楽が始まると、みな静かになりました。私も一緒に円になり、彼らの動作を見ながら、真似しました。2式目の動作で、頭上抱輪した時、突然ひとしきりの巨大なエネルギーが頭上から流れくだり、私の体はエネルギーに包まれました。そして、頭上の上空から幾重もの金のリングが滑り落ちてきて、私の全身に覆いかぶさりました。そのすばらしさは、いまだにはっきりと覚えています。私は不思議な体験をして帰宅しました。その後、仕事が忙しくて、1年間くらい、煉功場に行きませんでした。
2004年9月に私はレストランを人に貸し出し、フランクフルトに引っ越そうとしました。その間、私はどこにも行かずに、法輪功の本を読み、煉功しようと思いました。そして、2カ月の間、食べ物を買う時間以外はすべて煉功と学法に使いました。私は今までこれほどまじめになったことがありません。大法の書籍を1ページ目から読みはじめ、1講読み終えると、煉功を学び、DVDの師父の動作を学びました。たとえ小さな動作でも正しく学びました。
煉功する中で、私は自分の巨大な身体が、宇宙の中の無数の星から構成されていて、万を超える透明で光る脈がひとつにつながり、巨大な人間の形を形成し、透明な骨格は光る白い玉のようでした。私は師父が私のために体を演化しておられるのだと分かりました。
その後、学法が深まるにつれて、私の意識がはっきりしている状態で、師父は私の病業を善解してくださいました。私が12歳の時、近所のお婆さんが亀のスープが飲みたいということで、彼女に依頼されて、亀を殺しました。その後、その亀の霊体が28年間私の腰にとりついて、その痛みで私は泣き崩れていました。私がみたのは、師父がほかの空間の手でその霊体を取り除いておられる姿でした。このすべてを見て、私は私の体を作り直してくださった師父の恩に心から感謝しました。それから、師父を信じ、大法を信じ、死んでも思い残すことなく、どんな環境でも師父に対する、私の確固たる信念は変わることがありませんでした。
法を実証する道
2004年に『九評共産党』がこの世に出ました。私はこの正義の本に感動して、はじめで中共の悪行を暴露するパリでの大型の反迫害パレードに参加しました。そのなかで、厳かで神聖な使命感が生じてきました。
2005年、現地の一人の華人同修が、私が修煉を始めたばかりの新しい修煉者であることを知って、彼女の持っていた師父の新しい経文を1セット私に送ってくれました。それは私にとってあまりにも貴重なものでした。大法に対する理解が深まるにつれ、師父の説かれた通り、求めずとも自ずと得て、心を清めて学法する重要性を理解でき、絶えず悟り、昇華していきました。師父の法身は経文から顕現して、私を常に励まされ、学法をしっかりし、実践するなかで、自分の威徳を高めていきました。
フランクフルトには長年中国からの観光客が訪れます。毎日数百人います。私は中国人に向け真相伝えをはじめました。数年間続けるなかで、私の個人修煉に、とても大きな向上をもたらしました。
私は、常人に動かされないようにするには、まず、自分が何をしているかをはっきりとさせ、普段の一言一行を法を持ってはかり、自分の正しくないすべての行為を是正しなければならないと悟りました。良くできた修煉者は彼の場の範囲内のすべてに影響を与えます。
神韻のチケット販売のなかで修煉する
神韻芸術団はすでに6回フランクフルトを訪れていました。私は、これは師父から与えられた、海外の大法弟子が威徳を樹立する機会だと悟りました。威徳がないまま円満成就したら、あなたの世界はどれほど寂しいことでしょう。師父は芸術の形式で衆生を救い済度しておられます。なんとすばらしいことでしょうか。ですから、私はずっと全力で神韻関連の活動に参加しています。
ある年、神韻のチケット販売の間でしたが、私の子供はまだとても小さく、妻は修煉者ではなく、私は子供のオムツが濡れたらどう交換すればよいかもわかりませんでした。その時、私は妻に「私の代わりにこの苦しみを嘗めてくれれば、あなたに福がやってきます」と言いました。彼女は大法に対する私の確固たる心をみて、何も言いませんでした。
その年、ドイツはとても寒かったのです。退社してから、神韻のチラシを持って、劇場に駆けつけましたが、いつもなら10数分経つと手が凍ってしまうのです。私が師父に加護を求めると、一瞬で手が温まりました。2カ月間こうやって雪の夜に立ちましたが、苦しいと感じませんでした。ただチケットがよく売れないと聞いて、心が痛かったのです。
一度公演の前に、神韻のダンサーたちが休んでいた休憩室のテーブルの上に、だれか不注意で食べ残したパンをそこに置いていました。ちょうど神韻の舞踊の先生が気付いて、直ちにだれが食べたかと尋ねました。このことを通じて、私は神韻のダンサーの素質がどれほど高いかわかり、彼らに対する要求がどれほど厳しいかを知りました。私が嘗めたあれほどの苦はなんでもなかったのです。
私は最後の法を正す道で、駆馬を鞭うつように、修煉をはじめた初期の精進の状態を取り戻し、冷静に修煉し、智慧を持って真相を伝え、慈悲を持って世の人々を救い済度しています。師父が私たちの教えてくださった三つのことを着実に行っています。師父と天国の家族を失望させないように、同修らが互いに励ましあい、迷っている衆生に真相を伝えるだけでなく、同時に同修らにも家に帰ることについて真相を伝え、この万古の機縁を失わないようにしましょう。
偉大で慈悲なる師父の加護に感謝します!
足りないところについては同修のご指摘をお願いします。