法輪功の展示ブースには主にパネルや写真を展示し、来場者に法輪功とは何か、そして世界各国に広く伝わっていることを伝えている。同時に中共(中国共産党)当局の「真・善・忍」を信奉する法輪功修煉者に対する残酷な迫害、特に生体臓器狩りの実態を暴いた。そして修煉者による法輪功の5式の動作や、折り紙で蓮の花の作り方を披露した。
法輪功の書籍や煉功動作を教えるDVDを購入する人々 |
来場者に法輪功を紹介し、迫害の実態を伝える法輪功修煉者 |
迫害反対の署名をする来場者 |
リーナーさん(女性)はスウェーデンの教師である。彼女は法輪功に対してとても興味があり、多くの質問をした。詳しく知ることができた彼女は「私はここに近づくと違う感じがしました。静かで落ち着いていて、穏やかになりました。私は学校関係者に法輪功を紹介します」と言った。
中年の男性はアメリカのテレビ局・科学番組の元司会者で、スウェーデン駐在記者として派遣されたという。彼は中共が法輪功を陥れるためにでっち上げた「天安門焼身自殺」事件について尋ねた。真実を知った彼は「法輪功が受けている迫害の実態をもっと知るために『フリーチャイナ』という映画を必ず見ます」と言い、「煉功場に動作を学びに行く」と約束した。
フィンランドから来た女性5人は、法輪功に対してとても興味を示し、その場で「学びたい」と言った。彼女たちはフィンランドにも煉功場所があると聞いて大喜びし「帰国後、必ず煉功場を尋ねて法輪功を学びます」と言い、多くの資料を手に立ち去った。
ウプサラ・リンショーピングなどの地区から来た人々は、その地区にある法輪功の煉功場や連絡先を聞いて「煉功を学びに行きます」と言った。
中国人留学生「法輪功に敬服します、私も煉功します」
展示ブースに中国人留学生(女性)が訪れた。展示会に法輪功も出展すると聞いて会場に来たという。実のところ5年前までは、彼女の頭にあったのは「中共による法輪功を誹謗中傷する洗脳教育」の内容だった。しかし、彼女はスウェーデンに来てから自ら調べた結果、そうではないことが分かった。その後、彼女は法輪功修煉者と出会い友人となり、苦しくて人の助けを必要とするときには、法輪大法の法理が彼女を諭してくれたという。
彼女は微笑みながらこの過程を話してくれた。彼女はスウェーデンに来てホームステイ先の善良な夫婦の家庭で世話になっている。ご主人は中国が好きで、時には一緒に中国の人権問題についてよく議論するという。ある日、ご夫婦が中共一党独裁による残虐な暴挙を批判したとき、彼女は耐えきれずに泣き出したという。彼女は今になって分かったのだが、中国と中共を混淆(こんこう)していて、中共は中国ではなく、中共は中国を代表できない。中国人はこのまま騙されてはならず、なぜ騙されているのか自分に問いただし、中共の悪事を手助けしてはならないと話した。彼女は、法輪功修煉者が絶えず人々に真相を伝えていることに敬服し、彼女も「法輪功を学びたい」と言った。
毎年、健康展示会に参加している法輪功修煉者・チューラさんは、「いろいろなルートで法輪功について知る人々が多くなっていると感じています。今年は昨年と比べて、法輪功に興味を示す人が大幅に増えています。わずか2日間で『法輪功を学びたい』と登録した人が40人を超えており、多くの人々がスウェーデン政府に提出する、中共の法輪功に対する迫害制止を呼びかける署名用紙に署名をしてくれました」と話した。