【明慧日本2014年4月12日】中国の習近平国家主席がドイツのベルリンを初めて訪問するにあたり、先月28日、ドイツ在住の法輪功修煉者たちは、訪問先の大統領官邸と連邦首相府の前で、迫害停止を求める活動を行った。活動は、迫害の元凶である江沢民、羅幹,周永康、劉京などを即座に法の下で裁くことも訴えた。同時に、ドイツ政府に対し、中共(中国共産党)が法輪功を迫害している事実を直視し、迫害を制止するよう呼びかけた。
連邦首相府、国会議事堂前で迫害停止を求める法輪功修煉者
ドイツ法輪大法情報センターの先月25日付の記事によると、習主席がドイツに到着する前、ドイツ法輪大法学会はすでにメルケル首相宛に手紙を出し、法輪功迫害の停止を提起するよう要請した。また、欧州議会が昨年12月12日に可決した、「中共による良心の囚人、及び宗教信仰と少数民族の人の生体からの臓器狩りを即座に停止すべき」と呼びかける緊急議案にも言及したという。
活動の責任者・鄭氏は次のように語った。「中国で法輪功への迫害は現在も続いている。私たちは迫害の元凶である江沢民、羅幹、周永康、劉京などを法の下で裁き、即座に迫害を停止することを要求する。この活動を通じ、ドイツ政府が法輪功迫害の実態を直視し、中共に迫害停止を求めることを願っている」
2008年から法輪功を学び始めたベルリン在住のFranzさんは、活動に参加した思いを次のように述べた。「中国で迫害を受けている法輪功修煉者に自由を取り戻してほしい。政府は経済問題ばかりに着目すべきではなく、ナチス時代のことを思い出し、中共の法輪功に対する迫害に関心を寄せるべきだ」
以前、中国大使館による神韻ベルリン公演への妨害が、現地の三大日刊紙を始め、多くのマスコミに報道されたため、中共が法輪功を迫害していることは現地で知れ渡っている。そのため、活動当日、通行人の中に記者がおり、法輪功修煉者が横断幕を掲げる光景を見て、すぐに撮影して取材し始めた。
また、現場で警備していた警察幹部は、法輪功修煉者が平和的に活動を行っている様子を見て「あなたたちは皆優しい人だ」と、修煉者に話かける微笑ましい場面もあった。