【明慧日本2014年4月20日】ポーランド最大の新聞「Gazeta Wyborcza」紙は先月12日、ワルシャワ市で催した人体展の初日に、展示されている人体は迫害死した法輪功修煉者の可能性があるとして、ポーランドの法輪功修煉者の抗議に遭ったと報道した。
法輪功修煉者を取材するポーランドのメディア |
報道によると、ワルシャワ化学工業研究所で展示されている人体は200以上あり、主な出所は中国だという。中国人の人体と臓器を展示する人体展は、初日からポーランド在住の中国人からも非難された。ポーランドの法輪功修煉者は横断幕に、「中国から来た人体の真相を公表し、死体標本の献体証明書を開示し、DNA検査を行い、これらの人体が迫害・人権侵害によって殺害された人ではないことを証明するよう求める」と書いて訴えた。
報道によると、これらの人体の所有者である米国のプレミア・エキシビション社のホームページに次のような声明が掲載されている。「これらの中国の公民あるいは住民の遺体はすべて中国の警察側から送られて来る。中国の警察は刑務所からこれらの遺体を入手したと思われる」。しかし、同社は展示会で展示する人体、内臓、胎児と胚胎が、中国の刑務所の中で死刑を執行された死刑囚の遺体と器官かどうかを確認することはできない。
報道は最後に、「これらの遺体は(迫害されて死に至った)法輪功修煉者の可能性がある」と述べた。
抗議に参加したポーランドの法輪功修煉者は、これらの遺体の出所を調査するようポーランド政府に強く要求した。また、「科学普及」の名義で犯罪行為を実施することに断固として反対し、このような展示会を即刻やめるべきだと訴えた。