【明慧日本2014年4月24日】重慶市の九龍坡区裁判所は1月24日、法輪功修煉者・楊本会さん、詹蘭珍さんに対する二審を行った後、楊さんに懲役3年6カ月、詹さんに5年の不当判決を宣告した。
上記被告人2人は上訴したが、2月18日、家族側への通知もせず、弁護士もいない状況下で秘密裏に裁判を行い、原審を維持した。裁判当日、被告人への不正裁判を隠ぺいするため、傍聴者の入廷を禁じ、多数の警官を裁判所の周りに配置するよう、中共(中国共産党)当局が手配した。
先月29日、楊さんの家族は、楊さんが重慶市の九龍坡区走馬女子刑務所の第一監獄区に拘禁されたと知らされた。しかし、楊さんは重病を患っており、家族が 「重病のための服役中の一時出所」を求めたが、施設側に相手にされず、拒否された。
1月24日、詹さんは華巖留置場に17カ月間、不当拘禁された後、今回の不正裁判で懲役5年の不当判決を宣告された。そのため、施設内で断食をして裁判所の不正裁判に抗議したが、原審維持のまま上訴の余地もなかった。
先月31日午前、詹さんの家族は九龍坡区の走馬女子刑務所へ行き、詹さんがいないことを確認した。午後、同区華巖留置場にいるかと思い、電話をしてみたが、ずっと連絡が取れなかった。しかし、先月28日、留置場側の話によると、すでに詹さんは刑務所へ移送されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)