【明慧日本2014年4月25日】河南省平頂山市の法輪功修煉者・孫耀民さんは法輪功への弾圧政策のもとで、幾度も拘禁され迫害された。鄭州新密刑務所や平頂山培徳学校(監禁施設)で滅多打ちにされ、集団暴行を受け、辛い労働を強要され、電気ショックを加えられ、薬物を体内に投与するなど多数の迫害を受けた。1月7日、拷問に加え薬物などの影響で無実の罪を晴らせずに死去した。
拷問の実演:打毒針(註射不明藥物)
2000年6月頃、孫さんは北京へ法輪功迫害の停止を求めて陳情したという理由で、柏楼労働教養所へ移送された。その間、毒薬を体内に投与したことで、6ヵ月連続の心神喪失状態が続いた。転向を目的に、睡眠禁止、食事の制限、電気色、殴打などで苦しめられ、全身が高くつるし上げられたことで、四肢が重傷を負い生活に支障をきたした。
2004年9月12日、家に法輪功関連の資料があったとして、孫さんは再び強制連行された。そして、平頂山市留置場へ移送され、拘禁されていた間、警官は釈放を条件に家族に金銭を恐喝した。孫さんの家族は一連の迫害を加えられ、すでに家計が苦しくなり、恐喝された金額に応じるわけにはいかない。
それに対し、警官は孫さんに罪を捏造し、偽の証拠を用いて懲役3年の判決を宣告するよう手配した。一方、孫さんの妻にも影響が及び、孫さんは何の罪もなく、懲役1年の不当判決を受けた。