文/蘇州市の大法弟子
【明慧日本2014年4月25日】先月26日に明慧ネットに掲載された文章、『常人の観念を変えるについて』の中に「心の奥から自然に流露してきたものを覆い隠せない」とありました。その言葉は、「常人社会における幸せな生活を楽しむ」という自分の根本的な執着を見つけるきっかけとなりました。
修煉するまでは、家庭は火薬が充満している戦場のようでした。夫婦喧嘩で主人に投げられたガラスコップが頭に当って八針の傷を負わされました。
舅と姑はいつも自分の息子を庇い、地方から嫁いできた嫁の私を仲間外れにしていました。その不満から舅、姑との口論が絶えず、ひどい時は殴り合いの喧嘩にまで発展しました。主人は真面目に仕事に就かず、四六時中悪い遊びにふけっていました。賭博の為にサラ金にまで手を出して、数人の取り立て屋が凶器を持って自宅に来た時は恐怖を覚えました。そのような家庭環境におかれながら、昼間は懸命に働き、夜は幼い子供の面倒を見なければなりませんでした。心身ともに限界になり、うつ病と不眠症に苦しめられ、全く生きた心地がしませんでした。
2005年、私は大法修煉の仲間入りをしました。修煉してはじめて生きる目的が返本帰真であることが分かりました。また、現世の全ては前世の因縁関係によるものだと分かりました。私は「真善忍」に従って自らの良くないところを正して、より良い人になろうとしました。
何年も口を利いていなかった舅と姑に心から謝り、積極的に話し掛けるようになりました。年とった舅と姑の日常生活に心を遣いながら大法の真相を伝えました。昨年の冬、舅が入院していた2カ月間は主人と交代して付き添い、排泄物の世話までして看護しました。舅は感動して「あなたは実の娘のようだ」と話しました。そばにいた姑は、「私もこれから『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と心から念じます」と話してくれました。
修煉を始めた頃、主人からの妨害は大きかったのです。暴力を振るったり大法の書籍を破損したりして私の修煉に反対しました。最後に、交番に私を告発して離婚すると言い出しました。私は「殴られてもやり返さず、罵られても言い返さない」(『轉法輪』)の通りに自らを要求し、主人を軽蔑する心や怨む心などを完全に取り除き、生きる真義と大法の素晴らしさを主人に説明しました。「天安門焼身自殺」の偽りや、大法が世界に広く伝えられている事実を伝えて、主人に脱党するように勧めました。決して平坦ではない数年間の修煉を経て主人はようやく真相が分かり、厳正なる書面をもって「脱党」を声明しました。「脱党」した後の主人は高収入で安定した仕事を手に入れました。先日、体を鍛えるために同僚と山登りに出かける際、「くれぐれも気を付けてね」と念を押すと、「私達には師父のご加護があるといつも言っているではないか」と返されました。心の中でその生命が正されたことを嬉しく思いました。
修煉の前後を比べると、我が家の変化は大きく、雲泥の差です。夫婦は円満で、子供は優秀で、舅と姑はまるで実の親のようです。修煉する前にずっと憧れていた真の幸せな生活と家庭円満のすべてを師父はくださいました。師父のご恩に深くお礼を申し上げます。
師父にいただいた全ては、法を実証するため、怠りなく修煉するためですが、常人の「幸せ」を手にすると、知らず知らずのうちに、色欲心、虚栄心、依存心、安逸心などの七情六欲が助長され、自らの怠慢を感じつつ、根本的な問題の所存が見つからないままになっていました。
けれども、慈悲なる師父は私を見捨てずに、常にいろいろな方法で私を悟らせ警鐘を鳴らしてくださいました。師父に深く感謝申し上げます! また、明慧ネットで修煉体験を発表した同修に感謝します。同修の交流文章は、私の根本的な執着、「常人社会における幸せな生活を楽しむ心」が見つかるきっかけを作ってくれました。これからは必ず自らの全ての執着を取り除き、師父の要求通り、「三つのこと」をしっかり行い、真に修めて精進していきます。
合掌。