【明慧日本2014年4月29日】江西省の九江県裁判所は23日午前、法輪功修煉者・紀淑君さん(40代女性)に対して不正裁判を開き、傍聴席には当事者の姉が一人以外、その他は知らない人や私服警官でほとんどの席が占められていた。裁判所の周りには多数の公安や警官が配置され、警戒態勢で、紀さんの家族や地元住民の傍聴も拒否された。
紀淑君さん
法廷の場で紀さんは手錠をかけられて立たされた。弁護士が紀さんの手錠をはずすよう要求したが、裁判長は却下した。こうして不公平な裁判のもとで、弁護士の答弁が妨害されたり、紀さんの発言が中断されたりするなか、早々に休廷が宣告された。
紀さんはかつて3年の労働教養処分を受けた。拘禁中、電気ショック、暴行、枷、体罰など多種の拷問を加えられ、苦しめられた。
2009年9月1日、紀さんは赤城県龍門所鎮で法輪功迫害の真相を伝えていたときに連行された。そして、2年の労働教養処分を宣告され、河北省女子労働教養所に送り込まれた。そこで心身ともにひどいダメージを受けるほど暴行や拷問を受けつくした。
2012年6月25日、紀さんは再び同県で連行され、労働教養所に拘禁された。
去年12月2日、九江県沙河街で紀さんは人々に法輪功迫害の真相を伝えていたが、悪意を持った人に警官に通報された。それ以降、九江県留置場で拘禁され続けた。