【明慧日本2014年6月1日】吉林省農安県の開安鎮中学校の教師で法輪功修煉者・王忠玲さん(51歳女性)は、中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、1999年10月、開安鎮政府と勤務先の学校に身分証明書を騙し取られた。
2000年1月9日、王さんは法輪功の無実を訴えるために上京した。そのことを理由に、700元の所持金を恐喝され、地元に引き戻されて農安県留置場に3カ月間、不当に拘禁された。その間、大の字の姿勢のたまま長時間、立たされるなどの拷問を加えられた。王さんは出所後、2000元を恐喝された。
しかし、解放された王さんが学校に出勤すると、学校に解雇され、給料の支払いも差し止められた。それ以降、監視される日々となっていた。
2000年10月30日、王さんは北京へ行き、天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫んで人々に法輪功の無実を訴えた。しかし、そのことを理由に労働教養1年を宣告され、長春市黒嘴子労働教養所に拘禁された。拘禁中、スタンガンで電気ショックを加えられ、日々12時間、苦役を強いられた。また、刑期を不当に60日間延長された。
2001年末、農安県教育局は同県のすべての教師に法輪功の修煉を放棄する旨の書類 ・ 保証書に署名させた。それを拒否した教師は、漏れなく解雇されて追い払われた。王さんもその被害者の一人となった。
2002年8月11日、開安中学校の教師は王さんの自宅に不法侵入し、農安県洗脳班まで連行しようとした。王さんはこの迫害から逃れるため、地元を離れて放浪生活を余儀なくされた。
2006年10月10日夜、黄龍派出所の指示を受けた不審者数人が王さんを連行した。そして、王さんは労働教養2年を宣告され、長春市の黒嘴子労働教養所に拘禁された。拘禁中、刑期が不当に50日間延長された。
今月15日午後、古城派出所は王さんと法輪功修煉者・郭紅霞さんを不当に連行して拘禁した。