【明慧日本2014年6月17日】法輪功迫害に積極的に参与している中国共産党中央政治局常務委員、中央書記処書記・劉雲山など数十人の政府関係者は、2014年6月12~15日、フィンランドを訪問した。彼らは道中で、法輪功修煉者らの抗議を受けた。
政治局常務委員・劉雲山 フィンランドで法輪功修煉者の抗議を受ける
6月12日、劉雲山らはフィンランドの総統府、総理府、議会、文化部など、行くところすべてで法輪功修煉者からの抗議活動に出会った。法輪功修煉者らは「法律に従い劉雲山を処罰する」、「中共が不法に法輪功修煉者に生体臓器狩りを行っている」などの横断幕を掲げ、劉雲山が2002年から2012年まで中共中央宣伝部部長を担当した際、江沢民集団に従って法輪功修煉者に対し、絶滅性の迫害を実施したことに抗議した。
12日昼頃に劉雲山ら一行が総理府に入る前、修煉者らはすでに到着して、抗議用の横断幕を掲げた。その後、修煉者らは再び、フィンランド国会のビル前で引き続き抗議を行った。抗議を恐れた劉雲山は、国会ビルの裏口から抜け出した。人目を避けて裏口から逃げるやり方は、迫害に参与した中共の役人が、海外で法輪功修煉者の抗議から逃れようとするときによく使う手法である。
修煉者らはまた、フィンランド文化歴史博物館前で劉雲山に対して抗議を行い、中国側は2台の車で人の視線をさえぎるように手配して、劉雲山が博物館から出た後にすぐ乗車させた。2台の車は劉の乗った車に従い離れていった。
13~14日、劉雲山らは再び議会、市庁舎、ロバニエミ市で活動を行った。法輪功修煉者も引き続き抗議活動を行い、フィンランド社会の各界の人々に対し、劉雲山が迫害の中で犯した罪を伝え続けた。