文／中国・陕西省の大法弟子　春梅

　【明慧日本2014年6月22日】私が住んでいるコミュニティには、大学を退職した幹部がひとり住んでいます。彼女はとても優しい人でしたが、中国共産党に対する確固とした忠誠心で有名でした。彼女は薬をいくら飲んでも治らなかった病気を患っていましたが、法輪功を信じただけで治りました。このことをきっかけに、彼女は忠実な共産党員から揺ぎ無い意志を持つ法輪功修煉者になりました。

　1999年に法輪功に対する迫害がはじまってからも、私たちは仲の良い関係でした。しかし、彼女は法輪功の真相を聞くことを拒んでいました。そして少しずつ、私から遠ざかっていきました。

　2006年秋のある日、彼女から電話がありました。彼女は泣きながら、「あなたの師父に私を救うようにお願いしてください。私はもう死にます」と言いました。私は慌てて彼女のところに駆けつけました。彼女の夫はすでに数年前に亡くなっていて、彼女はひとり暮らしをしていました。重い痛風を治すため、すべての大病院に行ってみたものの、大量の薬を飲んで、痛みを軽くすることしかできませんでした。大量の薬を飲むと肝臓と腎臓が傷ついてしまうのですが、量を減らすと痛みが止まりませんでした。彼女は半年間ろくに寝ることができず、自分ひとりで階段を下りることもできなくなり、このままではどうやって生きていけばいいのかと言いました。

　私は彼女になぜ法輪功のことを思い出したのかと尋ねました。彼女は「私が知っている法輪功修煉者はみな優しいです。特に、色々な病気を患っていたあなたは法輪功を修煉してこれほど元気になりました。私は法輪功だけが、いま私を救えると信じています」と言いました。私は彼女に中国共産党がいかに1999年4月25日の中南海での陳情事件を歪曲したか、天安門焼身自殺をいかに自演したか、法輪功修煉者がいかに迫害されたかを伝えました。彼女は信じられず、「彼らはなぜ無実の人にこんなことをするのですか」と言いました。

　私は彼女に法輪功の真実と迫害について1時間近く話しました。彼女は私に「法輪功は私の病気を治療できますか？」と聞きました。私は「法輪功は病気治療をしません。しかし、師父は修煉者の身体を浄化してくださいます。法輪功に対して堅い信念を持っている人は神に見守られます」と答えました。彼女はそれから多くの質問をしてきました。私には彼女が法輪功を修煉すべきかどうか、真剣に考えていることが見えました。私は彼女に法輪大法のお守りをあげ、常に「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じるように伝えました。

　数日後、彼女から急いで自宅に来るように連絡がありました。私が彼女の自宅に着くと、彼女はドアを開けながら、「奇跡です！　奇跡です！」と叫びました。彼女は興奮して話しました。「数日前、あなたが帰った後、夜9時頃でしたが、私は座って『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じはじめました。念じているうちに、私は寝込んでしまい、翌日の朝6時に目覚めました。その前、私は半年以上眠れなかったのです。そして、私がベッドから降りたとき、私の腕と脚が痛くなくなりました。私は自分ひとりでスーパーに行って買い物までしました。私の子供たちはこれらの話を聞き、喜んでいます。彼らは私に続けて念じるように励ましてくれました」。

　彼女は続いて話しました。「その次の夜、私は再び『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じました。一回念じ終えると『李先生の教えはすばらしい』という言葉が浮かんできました。一瞬、私は熱い流れが湧き上がり、首が左右に動きました。そして、この熱い流れは下へ行き、私の腰を左右へ揺らしました。それが終わったら、私の首と腰はとても心地よくなりました。私は頚部の骨増殖症と腰筋疲労がなくなったことに気づきました。なんと奇跡でしょう」。

　彼女の話に私は感動しました。私は嬉しくて、彼女に「あなたは大法と縁があります」と伝えました。彼女はそれにうなづき「李先生はすでに私の面倒を見始めました。私は法輪功を修煉します。私に動作を教えてください」と言いました。私は彼女に『轉法輪』と、煉功の動作を教えるビデオテープ、煉功用音楽テープをあげました。また、私は彼女に5式の動作も教えました。こうして、彼女は大法の修煉をはじめました。彼女の子供たちはみな彼女の選択を支持しています。

　過去7年間、彼女は三つのことを行い、家族と友人を三退させました。彼女は常に人々に法輪功はとてもすばらしく、中国共産党は人を騙していると伝えています。

　重病だった人が、法輪功に対する信念のおかげで元気になりました。