【明慧日本2014年7月12日】私と同じ地区に住む、今年83歳になる老婦人は、法輪大法を学んでいます。2007年、この老婦人が地元の公安局の警官たちに真相を伝えたとき、彼女は警官たちを驚かせました。
それは公安局から8人の警官が(男6名女2名)手錠を持ち、この老婦人を連行しようと家に来た時のことです。当時76歳だった老婦人は彼らに「たった1人のお婆さんを連行するのに、どうしてこんなにたくさんの人が来るのですか?」と言いました。そして彼女は娘たちを家に呼び戻しました。
老婦人は警官たちに法輪大法の病気治療の効果と、大法を学ぶ事によって良い人になれる事の素晴らしさを伝えました。彼女の娘は桃を摘んできて、警官たちにふるまい「私の母は大法のおかげで、いいことばかり恵まれる」と話しました。
この老婦人の家の壁には李洪志師父の詩が貼ってありました。その中に「做人」[1]がありました。
做人
名を為る者は氣恨むこと終生
利を為る者は六親を識らず
情を為る者は自ら煩悩を尋ね
苦しく闘い相って業を造ること一生
名を求めざれば悠々自得
利を重んぜざるは仁義之士
情に動かざれば心清らかに欲寡なし
身を善く修すれば徳を積むこと一世
警官たちはこの詩を見ると真剣に読み、考え始めました。ある警官は、壁に貼ってあった李白の「兩岸の猿聲啼いて住(つ)きず 輕舟已に過ぐ萬重の山」という詩を見ると、壁に貼るべきなのはこの詩ではないと言わんばかりに「この詩は良くないのです」と彼女に言いました。彼女は師父の詩「做人」を指さしながら、彼に「この詩はどうですか?」と聞いてみました。すると彼は「この詩は非常に良いです!」と言いました。
その日、彼女は午後3時から夜8時まで、5時間もの間、ずっと警官達に法輪大法の真相を伝えました。そして最後には警察たちの良知を呼び覚ませました。彼達は「做人」の真髄がわかるようになったらしく、この老婦人とその家族の人を害するような事を、もうこれ以上したいとは思わなくなりました。それからすでに7年過ぎましたが、警官たちが彼女の家を騒がせることは一度もありません。
李洪志先生の著作『轉法輪』について語ると、本当に奇跡を感じます。『轉法輪』は100以上の国で一億以上もの人々を修煉へと導き、みんな「真善忍」の基準で良い人になりました。法輪功の真相が分かり、縁のある人は多くの場合、再び悪い事はせず、自分のために徳を積んでいます。『轉法輪』は多くの人を善に導き、生まれ変わらせます。その事自体、まさに奇跡なのです。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「做人」