【明慧日本2014年7月15日】前の人が署名して、ペンを置くと、すぐに後ろから2人が手を出して、署名しようとする。これは2014年6月28日、ドイツ、フランクフルトの法輪功展示ブースで見られた光景だ。机の上には、国連に提出する「中国共産党による法輪功修煉者への生体臓器狩りに反対する」署名簿が置かれている。署名簿は幾つも置いてあり、多くの人々が署名をするため並んでいた。
人々は並んで署名する
中国で迫害された法輪功修煉者を助けるため、家族三人で署名する
文化行事で再び法輪功に出会った
フランクフルトではこの日、年に一度の文化行事が行われ、盛大な祝賀パレードや、様々な料理が振る舞われた。各国からの移民たちも民族服装を着て、一緒にこの日を祝った。
法輪功修煉者は、2つの展示ブームを設け、中国伝統文化を紹介しながら、中国で法輪功修煉者が生体臓器狩りの犯罪を遭っていることを伝え、臓器狩りを制止するため、署名活動を行った。また、数十人の天国楽団の団員は、継続的に世界の名曲と修煉者が創作した楽曲を演奏した。大勢の人が足を止めた。
ある年配の女性は署名をした後、法輪功修煉者に「私はイスラエルから来ました。私はテルアビブで法輪功を見たことがあります。迫害のことを知っています」と言った。彼女の夫も署名した。
展示ブースの机の上には紙で作った蓮の花が並べられていた。ある7〜8歳の女の子はそれを見て、とても気に入った様子だった。彼女のお父さんも来て、法輪功修煉者に「私はアジアファンです。法輪功はすばらしい功法だということを知っています。私も勉強しようと思います」と言った。最後、その女の子はその蓮の花を貰い、お父さんもフランクフルト市内の煉功場所と時間が印刷されたチラシを貰い、嬉しそうに帰っていった。
「私はやっとわかりました」
ある10歳ぐらいの息子を連れた母親も署名をした。彼女は息子に生体臓器狩りがどういうことなのかを息子に説明しながら署名した。「人権を応援する時、子供を連れてくるべきです。子供は小さい時から見たり聞いたりすると、大きくなったら自然にわかると思います」と言った。
他の展示ブースで、既に中国共産党による法輪功修煉者への生体臓器狩りについて聞いたある3人の家族は、この展示ブースに来た時、なぜ中国共産党は法輪功を弾圧するのかと、法輪功修煉者に尋ねた。「中国共産党の本質は偽り、悪、暴力だから、必ず真善忍を迫害する」と説明すると、彼らは「やっとわかりました」と言った。
法輪功修煉者の張さんは、天国楽団の演奏に参加するため、ドイツ南部からフランクフルトへ来た。彼は毎年この文化行事に参加しており、毎回来るたびに、人々が以前より法輪功を支援してくれていることに気付いたという。彼は「毎年変わっています」と語った。