文/陸清
【明慧日本2014年7月27日】芒山に住んでいたある強盗が、死刑に臨む前に母親と最後の別れに来ました。
強盗は「私はまもなく死刑になります。母さんのおっぱいをもう一度飲みたいです」と言いました。母親は彼の要求を満たしました。しかし、この強盗は自分の母親の乳首を食いちぎってしまい、その血は地面に流れました。
強盗は「幼いときの私は単純で何も知らず、稲と野菜を盗んでくると、母さんは非常に喜びました。そこで、私はだんだん悪い強盗になり、今日の境遇にまで落ちてしまいました」と言いました。
このようなことは、わずかな利益でも得たいと思っている人が、日常生活の中でよく見られる現象です。彼らの子供はあまり親孝行をしませんが、幸いにも強盗にはなっていません。しかし現在、多くの人が、自分の子供が調子に乗って態度が大きくなっていると、自分の子供は賢いと思い込んでいます。自分の子供を放任した結果傲慢になると、大官になる素質があると褒めています。これらの現象は強盗の父母と同じではないでしょうか? 皆さんはこのことを類推してみてください。