【明慧日本2014年7月28日】中国共産党の党首・習近平氏は今月18日から4日間、アルゼンチンを訪問した。現地の法輪功修煉者は習氏が滞在しているシェラトン・ホテル、大統領官邸と国会で反迫害の活動を行った。法輪功に対する迫害を停止し、法律に従って法輪功を迫害する江沢民集団を処罰するよう呼びかけた。
中国共産党は現地の中国人を扇動、買収して法輪功修煉者の迫害停止活動を妨害 |
アルゼンチンの法輪功修煉者は共産党の車列が通過する場所で「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と大きな声で叫び、そして江沢民を法律に従って処罰するよう求める |
アルゼンチンの法輪功修煉者は共産党の車列が通過する場所で「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と大きな声で叫び、そして江沢民を法律に従って処罰するよう求める |
アルゼンチンの機動隊は法輪功修煉者を保護するために、中国共産党の用心棒のスパイと法輪功修煉者を分離している |
請願活動の現場 |
アルゼンチン警察は中国大使館の外交官1人を逮捕 |
現地の法輪大法学会は、前もってホテルを管轄する警察、政府、裁判所に法輪功修煉者の活動を告知していた。「法輪大法好」、「直ちに法輪功に対する迫害を停止せよ」などの横断幕を広げ、ホテルの玄関前の歩道で法輪功の資料を配り始めた時、共産党が雇った現地の用心棒達が続々と駆けつけ、法輪功修煉者を威嚇し始めた。アルゼンチンの法輪大法学会の責任者・傅さん(女性)の話によると、共産党の用心棒達は「あなた達はすぐここにいることができないようになる」と恐喝したという。
アルゼンチン警察は共産党の用心棒を隔離
その後、用心棒が続々と駆けつけ、強引に横断幕を奪い取ろうとした。しかしアルゼンチン警察は共産党の用心棒にホテルの入口近くの車道まで退くよう求めた。用心棒達は警官に抗議したが、警官は横断幕にはいかなるよくない内容もないと分かっており、法輪功修煉者を脅す用心棒達を強制的に退かせた。修煉者達が引き続き法輪功の資料を配り始めると、用心棒達は何度も横断幕を奪い取ろうとした。しかし、すべて徒労に終わった。
駐中国大使館の副武官(軍事に関する情報収集を担当する外交官)が現場に現われた後、用心棒達は強行に数枚の横断幕を引き裂いた。その暴行を見てアルゼンチンの警察は驚愕した。その後、警察は大勢の機動隊を出動させ、用心棒と修煉者の間に隊列を作り、共産党の用心棒に近よらないよう求めた。
習氏の車列の到着時間が近づくと、副武官は手振りで命令を下し、大勢の用心棒が突進してきて強引に「法輪大法好」などの黄色いの横断幕を奪い取った。彼らは暴力でアルゼンチンの警官をこじ開け、警官との衝突が発生した。アルゼンチン警察は棍棒を使って共産党の用心棒を制した。この時、習氏の車列が到着した。すると、法輪功修煉者は横断幕を高く掲げ、「法輪大法好」と大声で叫んだ。
アルゼンチンの警察は法輪功修煉者を護送
今月18日午後、アルゼンチンの大統領と習氏は大統領官邸で面会した。法輪功修煉者が官邸の外で請願活動を行うという情報を得たアルゼンチンの警察は、2人の警官を派遣し、法輪功修煉者を習氏の車列が通過する場所までバイクで護送した。さらにその場で法輪功修煉者を保護する警官を配置した。
アルゼンチンの警官は現場で共産党の用心棒に「近づいてはならない」と命令した。習氏の車列がゆっくりと通過し、習氏は法輪功修煉者の請願の隊列と、「法輪大法好」、「法輪功に対する迫害を停止する」などの横断幕を見ていた。
警察は中国大使館の副武官を逮捕
今月19日、アルゼンチンの副大統領は国会で習氏と接見した。現地の法輪功修煉者は早朝から国会前で横断幕を配置していた。2度、用心棒と衝突した経験から、アルゼンチンの機動隊は再度陣形を配置し直した。法輪功修煉者を保護し、共産党の用心棒やスパイを分離した。
しかし、中国大使館の副武官は他の用心棒とスパイを組織し、赤旗を手に持って警察の防御線を突破し、法輪功修煉者へ直行した。最後は強引に防御線に突入した副武官をアルゼンチン警察は逮捕した。警察は法輪功修煉者に「この人は中国共産党の外交官ですが、逮捕しなければなりません」と言った。