山東省の警官 女性3人に電気ショックを加える(写真)
【明慧日本2014年8月5日】山東省泰安(たいあん)市の女性の法輪功学習者・周敏さん、張麗萍さん、チ東麗さんは6月中旬、法輪功の資料を配布していたとき、新泰市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行された。警官は派出所で3人を殴打した後、留置場に拘禁した。3人は留置場の警官にスタンガンで電気ショックを加えられた。
6月14日夜9時頃、周さん、張さん、チさんは新泰市で法輪功の資料を配っていたが、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、国保大隊の警官により青雲派出所まで連行された。
派出所で国保大隊の大隊長は周さんの腰をおもいきり蹴り、チさんと張さんにビンタをくらわした。チさんは「私たちは罪を犯していません。あなたの行為は犯罪です」と言ったが、大隊長は「俺は法に従って行っているんだ!」と怒鳴った。
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる
周さんら3人は一晩、派出所で侮辱を受けた。翌日、留置場の入所のための健康診断を受けさせられた。3人は警官の指示に従わなかったため、蹴られたり殴られたりし、髪の毛を引っ張られ、ビンタをはられ、電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた。
拷問の再現:ひどく殴打される
その後、3人は留置場に送り込まれて別々に拘禁され、再びスタンガンで電気ショックを加えられたという。
国保大隊の警官はチさんの自宅へ行って家宅捜索を行い、チさんの家族から「保釈金」5万元をゆすり取り、7月23日にチさんを解放した。周さんと張さんは依然として拘禁されている。
2014年以来、新泰市の警官は少なくとも10人の法輪功学習者を不当に連行した。
1月13日午後5時頃、新汶鉱業グループの職員・胡来秀さん(30代女性)は警官により連行され、市留置場に拘禁された。留置場で胡さんは手錠をかけられてひどく殴打された。
4月11日午後3時半頃、新汶鉱業グループ孫村炭鉱の職員・工史華さんと妻・李淑芳さんは、汶中派出所の警官に連行され、家宅捜索を受けた。警官は工さんの自宅にあったパソコン1台、プリンタ2台、預金通帳、現金などの私物を没収した。工さん夫婦は市留置場に1カ月間拘禁されたという。
4月中旬、李琴さん夫婦も連行され、家宅捜索を受けた。パソコンや現金、預金通帳、証券など全て没収された。その後、夫婦は「保釈金」10万元を脅し取られて帰宅させられたが、監視されており、行動の自由はない。
新泰市国保大隊の警官10数人は4月25日朝6時頃、龍山村の法輪功学習者・殷培坤さん(60代女性)、朱秀林さん(50歳前後、女性)、朱明林さん(60代女性)の自宅へ行って家宅捜索を行い、3人を連行した。警官は3人の家から法輪功の関連書籍、MP3プレーヤー、ラジオ、電子書籍、DVDプレヤー、現金などを没収したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)