【明慧日本2014年8月7日】陜西(せんせい)省の富平県裁判所は先月29日午前、法輪功学習者・侯華寧さん(46)、林正正さん(58)に対して不正裁判を開いた。
法廷の場で弁護士は、中国政府が認定した14種の邪教に法輪功が入っていないことを理由として、法輪功学習者の信仰の自由、言論の自由を認めるべきだと述べ、裁判所の不当起訴を非難した。
傍聴席からは、一般民衆が弁護士の弁論を聞き、被告人の無罪に賛同し、裁判の正当性を疑う声が多数出ていたにもかかわらず、裁判長は弁護士に弁論を続けさせないよう妨害した。
元教師の侯さんと定年退職した従業員・林さんは2008年7月頃、西安市高新の警官に連行された。その後、1年の労働教養処分を宣告され、不当に拘禁された。
今年1月25日午後、2人は、荘里鎮の農村で法輪功の資料を配布したときに、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、逮捕された。
その後、2人の弁護士は、当事者・侯さん、林さんの無実を証明し、起訴不当の意見書を提出した。しかし、富平県610弁公室の指示のもと、同県の公安局、検察庁、裁判所は互いに結託し、2人の法輪功学習者を起訴した。