【明慧日本2014年8月9日】(明慧記者孫柏、蘇容台湾から報道)法輪功迫害に関与した江西省委員会書記・強衛は2014年7月21日から26日まで台湾を訪問した。強衛は台湾法輪大法学会からジェノサイドの罪で提訴されている。
法輪功学習者は強衛の行く先々で、「あなたは提訴された」、「悪事の限りを尽くす」などの目立つ看板を立て、抗議活動を行った。数名の議員や学者も、今回の抗議活動を応援するため駆けつけて来た。
台湾法輪大法学会の理事長・張清渓さん 7月21日台湾の高等裁判所に提訴。強衛を逮捕し、法輪功迫害について捜査するよう求めた
強衛は江沢民に追随し、法輪功学習者に加担した
台湾法輪大法学会の理事長張清渓さんは、7月21日、台湾の高等裁判所に強衛を提訴した。張さんは「強衛は江沢民に追随して法輪功を迫害した、悪の首魁の一人です。法輪功を誹謗中傷するのみならず、労働教養所で直接法輪功を迫害し、多くの市民を煽動して法輪功を敵視させました。北京で死亡した法輪功学習者は彼と大きな関係があります」と語った。
21日、強衛は台湾に入ってすぐ、法輪功学習者に提訴されたことを告げられた。22日、強衛は某メディアの記者に「強衛さん、法輪功はあなたをジェノサイド罪で提訴しましたが、どう思いますか」と聞かれ、沈黙したまま速やかにその場を離れた。
台湾に到着した強衛(白い車を乗り)
22日、強衛の乗る車が故宮博物館を通る時、法輪功学習者は横断幕を掲げた
強衛の行く先々で法輪功学習者の姿が見える
23日、強衛が台中市のウィンザーホテルに到着した際、「法輪功への迫害を停止せよ」という横断幕を掲げる法輪功学習者
強衛が高雄県の佛光山に到着した際、「悪事の限りを尽くす」という横断幕を掲げる法輪功学習者
25日、強衛がスカイタワーホテルに到着した際、「法輪功への迫害を停止せよ」という横断幕を掲げる法輪功学習者
立法委員、議員、学者から声援
強衛の提訴に際し、数名の立法委員、議員及び学者が応援に駆けつけた
上左:立法委員・尤美女さん、上中:立法委員・李俊俋さん、上右:議員・江文登さん
下左:議員・李天生さん、下中:議員・陳河山さん、下右:台湾団結連盟・劉国隆さん
前北京大学教授・袁紅氷さんは「強衛の手は多くの法輪功学習者の血にまみれています。彼はジェノサイドを犯した罪人です。台湾政府は彼を強制送還すべきです。こうすれば、台湾の法治精神に合います」と語った。
中央研究院の研究員・黄国昌さんも台湾の検察官に「独立して犯罪者を捜査処理する勇気と覚悟があるべきです」と呼びかけた。
立法委員・尤美女さんは「強衛は法輪功を迫害した悪の首魁の一人です。台湾政府がこの事実を無視しないよう、法輪功からの提訴について、警察も法律に基づいて、捜査処理するようと願います」と語った。
立法委員・李俊俋さんは「中国での人権迫害の記録を持つ人が、台湾に入ることをどうして許すのですか? 台湾市民の態度ははっきりとしています。われわれは人権迫害の記録がある人と、普遍的な価値観に反する人を、受け入れることはできません」と語った。
民進党議員・江文登さんは「われわれは私たちの郷土へ来た、人権侵害を行う人を必ず提訴します。私は悪には悪の報いがあることを信じます」と語った。
議員・李天生さんは「人権を踏みにじる悪人であれば、必ず法に照らして制裁を加えるようにします」と語った。
国民党議員・陳河山さんは「強衛が人間に残酷な拷問を加えていることから、中国は法律がない社会だということをわかりました」と語った。
前衛生署長・徐醒哲さんは「われわれは人権の側に立つべきです。彼(強衛)に台湾人の本音を聞かせ、台湾の自由民主の面を見せ、われわれが中国共産党による法輪功迫害について反対していることも見せてあげましょう」と語った。
台湾団結連盟・劉国隆さんは「皆さんにしっかり認識して頂きたい。台湾の自由を法輪功学習者だけに任せるわけにはいきません。もし、法輪功学習者の活動を見れば、われわれは応援すべきです。あなた達は孤独ではありません」と語った。
中華民国政府に人権を踏みにじる悪人を逮捕し捜査処理するよう呼びかける
ある法輪功学習者は「強衛が江沢民集団に協力して法輪功学習者を迫害していることは、天の理法も許しません。われわれは立ち上がって、この迫害を停止する義務があります」と語った。
中国大陸から来た程曦さんは、迫害を受けたことがある。彼女は台湾で法輪功を学び始めた。数年前、広東省に帰って法輪功の真相資料を配っていた時に逮捕され、4年間刑務所に拘禁され、台湾に戻ってきた。程曦さんは中華民国政府に、「江沢民集団の罪はナチス・ドイツと同じで、ジェノサイドです。このような人が台湾に入ることは、許されません。私は中華民国政府に、このような人を法に照らして制裁を加えるよう呼びかけます」と語った。