【明慧日本2014年8月20日】吉林省図門市の法輪功学習者・張淑賢さん(女性)は2014年8月7日午後、図門市国保大隊の警官らに不当に拘束され、図門公安局国保大隊に連行された。わずか1日後の8月8日午後、張さんは拷問を受けた末に死亡した。情報によると、張淑賢さんの遺体は傷だらけで、背中には蹴られた足跡がはっきり見えていたという。
国保大隊の警官らは張さんを迫害の末に死亡させた後、遺体を図門市病院に移送し、点滴をしているという嘘を付いてごまかそうとした。8月11日、張さんの遺体は火葬された。火葬の当日、葬儀社は当局により厳戒体制を敷かれた。情報によると、市公安局は家族に対し、話し合いで解決する示談を提示したという。
拷問の再現:めった打ちにされる
張淑賢さんは図門市曲水村に住んでいた。夫の両親がこの世を去るまで親孝行をするなど、周囲の人からは良い人であると認められていた。夫も彼女を尊敬し、良いお嫁さんをもらったと常々言っていた。しかし中国共産党が法輪功に対する迫害を開始して以降、張さんは繰り返し迫害を受けた。このことは夫や子供、両親にも大きなショックを与え、生計にも損失がもたらされた。
今回、張さんは友人を訪問したという理由で当局に不当に拘束され、わずか1日後には拷問の末に死亡した。中国共産党の邪悪さ、残酷さ、非人道的な本性が露わになった事件である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)