天津市:4カ月間拘禁の法輪功学習者 法廷で倒れる(写真)
【明慧日本2014年8月27日】天津市浜海新区(旧塘沽区)の法輪功学習者・王淑琴さん(60代女性)は警官に連行され、4カ月間拘禁されて迫害された。7月23日午前9時、同区の塘沽裁判所は王さんに対して開廷した時、王さんは倒れて意識不明になった。情報筋によると、裁判所は王さんに懲役7年の実刑判決を言い渡すつもりだったという。
4月16日午前、王さんは外出の帰りに、家の近くで待ち伏せしていた警官数人に押し倒され、意識がなくなった。しかし、警官は王さんを尚北派出所に連行し、尋問した。連行行動に加担した警官は「上の命令で、俺達は数日前からお前を監視していた」と言った。その後、警官は王さんの自宅で家宅捜索を行い、家にあったパソコン2台、プリンタ2台、電話帳、メモ帳、ノート、現金4000元など、大量の私有物品を押収し、王さんの家族に金銭を要求した。
警官に押し倒される(再現)
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その後、王さんは濱海新区第一留置場に拘禁されたが、家族との面会を許されなかった。王さんが連行されて2週間後に、逮捕状が発付された。
情報筋によると、王さんは塘沽区の中医病院と塘沽病院に送られ、健康診断を受けたとき、高血圧の症状が現れ、気分が悪かったという。その後、留置場側が王さんの家族に「お金を用意しろ。王淑琴を病院に連れて行く」と通知したが、家族は「彼女は連行される前は健康でした。なぜ、連行されてから病気になったのですか? それは警察の責任ではありませんか」と問いつめた。家族は王さんの健康を心配して、王さんのために弁護士を雇った。
6月24日、王さんの家族と弁護士は一緒に留置場へ行き、所長に会いたかったが、所長が留守だったため、検察院に行き、担当の検察官と会うことを要求したが、検察官も不在だった。
午後になって、家族と弁護士は再び留置場へ行き、所長と会った。王さんのカルテル、X線検査の結果をコピーした。そして、家族と弁護士はコピーしたものと 「仮釈放の申請書」を持って検察院に行き、担当の検察官に渡した。検察官は「連絡を待つように」と言った。しばらくして、「王淑琴は保釈の条件に合っていない」と検察院から知らせが送られたという。
王さんは法輪功を学ぶ前に、重い心臓病、高血圧症、喘息などの病気を患い、自立生活も困難な状態にあった。特に喘息の発作が起きると、話すこと、食事をとること、 体を動かすこともできず、植物人間のようだった。しかし、法輪功を学んでから、王さんは心身ともに大きく変化し、すべての病気が消えた。
元気になった王さんは家事ができ、寝たきりの父親と障害者の母親の世話ができ、孫の面倒も見ることができた。
しかし、4月に連行され心身ともに苦しめられた王さんは病気が再発し、法廷で倒れてしまった。
現在、王さんは引き続き、第一留置場に拘禁されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)