文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2014年9月4日】遼寧省瀋陽市の馬三家労働教養所は、全世界の人々が知っているこの世の地獄です。私はそこに拘束されたことがあり、何度も拷問を受けましたが、幸いにも生きて出所することができました。
労働教養所の警官は「お前は出ても廃人と同じだ!」と言いました。出所する日、家族が私を迎えに来た時、見たのは本当に「廃人」でした。歩行はおぼつかなく、ただゆっくりと引きずるように進むことしかできませんでした。私の腰、両下肢が全て重傷を負っていたのです。それは、60日間以上、手足を四方に引っ張られる拷問を受けたことがあり、また3人の警官に力いっぱい階段の上から付き落されたからでした。
出所後、私は親戚の家に住むことになりました。私は横になるのも、起き上がるのもとても困難でした。歯をみがく時、順調にいけば、体を流し台で支えることによって、やっと少し前傾することができます。歩く時はブーツのような靴を履き、脚の力でつま先を前へ進めなければなりません。身内は私の状況を見て心配しました。「今後、どうすればいいでしょうか?」。私は「これはただ一時的なことで、法輪功の威力は限りなく強大なので、私はすぐにも回復します」と言いました。
学法、煉功は法輪功修煉者の日課です。煉功を開始したばかりの時、私は腰が曲がらないため、第4、5式の功法はとても困難でした。しかし、師父の説法をいつも心にかけていました。「忍び難きは忍びうる。行ない難きもおこないうる」(『轉法輪』)。 そうすると、とても早く腰が曲がるようになりました。しかし、脚はまだ曲がりません。少しでも曲げると激痛があり、一旦、曲げたらなかなか伸ばすことができません。しかし、師父のご加持の下で、とても早くこの難関を突破することができ、毎日5キロメートル以上歩いて、真相を伝えています。
ある日、桶1杯のきれいな水が必要になりましたが、当時、私とおばあさんしか家にいませんでした。おばあさんは「誰かが帰るのを待ってからにしよう」と言いました。おばあさんが見ていない時、私は大きい桶を抱えてそこへ置きました。後でおばあさんは気が付いて、「あなたは本当によくなったの?」と非常に驚きました。私は「はい」と答えました。おばあさんは嬉しそうに言いました。「私はいつも法輪功に出会うことができて、私に法輪功がこんなに素晴らしいと教えてくれて、これは真実なんだ。どうりでこんなに早く良くなったんだね。あなたは帰って来てまだ僅かしか経っていないのに! 煉功で鉄筋の骨になったんだね」。私は笑いながら「はい、私はこれを師父から授かりました」と言いました。